1/4に兵庫県小野市(JCC 2719)小野アルプス展望台に移動運用に行ってきましたのでご報告します。
今日はオール兵庫コンテストです。これに合わせて移動することにしました。昨年は三田市の羽束山からQRVしましたが、今回は小野市からです。羽束山は東西によく飛ぶ移動地であり、コンテスト向きなのですが、今年は敢えて外しました。
オール兵庫コンテストは海外からの参加が可能であったり、ハンディ機部門があるなどユニークなルールで知られますが、V/Uでは戦うのが非常に難しいコンテストです。というのは、
・移動局が六甲と淡路に集中してしまう
・開催日が毎年1月4日に固定されており年により参加局の差がある
という特徴があるためです。特に前者は影響が大きいと思われます。ちなみに昨年私がQSOしただけでも270102(神戸市灘区)に6局もの局が集中しています。これらの局は電波が強く、いつもの「六甲の壁」がさらに厚い壁となります。
さらに今年は日曜で参加局が多いと思われますから、入賞はさらに難しいでしょう。ということで「皆さんにマルチのサービスを」と考え小野市にしました。新しいアンテナ24KGを本格的に実戦投入します。
前置きが長くなりましたが電車で小野町駅に到着。時間は7時40分。元日ほどではないにしてもさすがに寒いです。
集落を抜け、いつもの展望台に向かいます。展望台へは最初は里道、これが里山道となり、最後は登山道になります。それにつれ登るのがきつくなります。真夏に較べると虫がいない分快適ですが、きついのにはかわりありません。
最後はこんな感じです。ここを登り詰めると展望台です。
山陽道のPAでおなじみ権現湖です。よく見えています。
展望台でアンテナを設営します。コンテストのスタートは9時ですのでそれまでに完了させる必要があります。冬は午後から風が強くなる傾向ですから、いつもより厳重にポールを固定します。あわせて床置きですが1200MHzのハンディ機もセット。なんとか9時に間に合いました。いつも通り50MHzからスタートです。
うーん・・・少ないです。CQ出してもコールが少ないです。小野市で六甲の壁に跳ね返されているのでしょうか?たまにCQが聞こえる1200MHzに応答できるような暇さです。50MHzのバンド内には強烈な電波の局もいるんですが全体少ない感じです。最初の1時間で30局に達しません。
10時台は144MHzをメインにします。こちらは何とか30局/hに乗りました。144での24KGの飛びは今までのNR22Lとほぼ同じくらいの感じです。11時台は430MHzメインにしましたが、こちらも30局/hに乗っており、24KGの実力が見えてきました。5エリアにも飛んでいるとのこと。これだけ飛べば御の字でしょう。晴れて少し暖かくなってきました。
JO3FRH局、JS3OMH局をはじめ、いつもお世話になっている各局とも新年の挨拶ができました。JS3OMH局によると、篠山の移動予定地への道に雪があり、篠山からのQRVを断念したとのこと。そういえば今年は2727が圧倒的に多いものの、270102はほとんど聞こえません。六甲も雪なのでしょうか?
午後に入ると各バンドとも落ち着きますので、15分程度でバンドをかわってゆく作戦にしました。他バンドでお呼び頂いた局に2バンド3バンドとお呼び頂き助かりました。13時を回り、風と雲が出てきました。予定の14時になりましたので終了。片づけ途中に神崎郡の局のCQが聞こえていたので慌ててコールし1マルチゲットです。
雲が出てきています。遠くの山には雪が見えますね。
電車で出かけたので加古川のピープルでハンバーガーをと思っていたのですが、どうも胃が痛く食欲がありません。寒さの影響かも知れませんね。悔しいです!!が断念しました。
皆様と新年のご挨拶ができ、意義あるコンテストになりました。本日は50MHzで44局、144MHzで50局、430MHzで45局、1200MHzで8局の147局とQSOできました。昨年の三田が117局でしたから24KGの効果が出ていますね。皆様ありがとうございました。