JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

岐阜市内御朱印&風景印巡り②

2020-08-11 | 御朱印めぐり
岐阜市の御朱印・風景印巡り、妙照寺からの続きです。

妙照寺から金華山の山裾を10分ほど歩くと伊奈波神社の大きな鳥居が見えてきます。その手前に安乗院があります。通称「伊奈波善光寺」とも呼ばれます。

武田勝頼を滅ぼした織田信長は1582年に信州善光寺の本尊を持ち帰りこの地に安置しました。ところが信長はこの年本能寺の変で討たれ、本尊は尾張の甚目寺・遠江国の鴨長と転々とし、最後は1597年に秀吉により京都の方広寺の本尊となります。

その後秀吉は病の床に伏しますが、これは善光寺の本尊の祟りではないかと噂され信濃に戻されることになります。こういった経緯があり、祟りを避ける目的で善光寺の本尊の分身を祀ることになり、信長の孫である織田秀信が伊奈波善光寺堂を建立、程なくして善光寺安乗院に改称しています。

現在の本堂は1912年に完成しています。

安乗院の御朱印です。


小雨が上がり蒸し暑くなってきました。坂を上って伊奈波神社に向かいましょう。

五十瓊敷入彦を祭神としており、景行天皇の代に創建されたとされています。1539年に斎藤道三が稲葉山城(岐阜城)を築城する際に現在地に遷され、この後出てくる橿森神社・金神社と並んで岐阜市を代表的する神社です。

新型コロナウイルスの影響で手水場はこんな風になっています。

伊奈波神社の御朱印です。現在は書き置き対応のみとなっています。

さらに進みましょう。10分ほど歩いて岐阜今小町郵便局があります。こちらで風景印を押してもらいます。

岐阜市内中心部に点在する郵便局のいくつかで風景印がもらえます。風景印の設置基準は統一されておらず、本局(岐阜市中心部の場合は岐阜中央局)の郵便担当の考え方次第のようです。簡易郵便局以外の全局への配備や本局のみ配備のパターンが割と多いのですが、岐阜の場合は半分程度の局への配備になっており、設置基準が今ひとつ分かりにくいです。

岐阜今小町郵便局の風景印です。

岐阜名物のオレンジの三角柱を発見。県道に設置されているらしいです。

岐阜市役所の前を通過。長良川の水位情報が表示されています。

長良川は清流として知られ、鵜飼いなど観光資源になっている反面長良川河口堰以外に本流にダムや堰がなく、過去何度も洪水被害を引き起こした暴れ川なので水位情報が大切なのでしょうね。


市役所近くに正覚院があります。「朱印」の札が出ていますのでお参りしに行ってみましょう。

天台宗のお寺で美濃新四国八十八ヶ所霊場の第十二番礼所となっています。

北向不動尊が安置されています。

正覚院の御朱印です。


岐阜市役所南庁舎の近くに岐阜神田郵便局があります。こちらで風景印が押してもらえます。

岐阜神田郵便局の風景印です。


今度は東に折れて橿森神社です。

橿森神社は景行天皇の時代に創建されたとされ、市隼雄命を祭神としています。

織田信長が岐阜城下で楽市楽座を開く際に市場の神をこちらの榎に祀ったため信長ともゆかりのある神社です。

このため小さな祠ながら信長神社もあります。京都の建勲神社から分霊したものだそうです。

橿森神社と信長神社の御朱印です。


まだまだ続きます。御朱印情報は最終回でまとめてご紹介します。
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