大手航空2社が2025年夏ダイヤの概要を公開しました。いつも通り内容をかいつまんでご紹介します。
[JAL]
新路線はありませんが、伊丹-三沢を2往復に増便します。また変則1.5往復であった那覇-与那国を2往復化します。このほか伊丹-新千歳、中部-新千歳などを季節増便します。合わせて夏期間中に羽田-宮古に787-8を初投入しファーストクラスが設定されます。昨年好評だった那覇-石垣にも同時期に787-8を投入します。
一方で2往復であった新潟-新千歳を運休します。新潟-丘珠にトキエアが就航しており競合するためと考えられます。また伊丹-青森を4→3往復に減便、福岡-新千歳も3→2往復、那覇-石垣を7.5→7往復に、石垣-与那国を3.5→3往復にそれぞれ減便します。与那国絡みの変則0.5便は全て撤廃されます。
この他2025年中に那覇-台北桃園間にJTAが就航予定です。JTAの国際線定期路線就航は初となります。
[全日空]
新路線はなく、羽田-函館を3→4往復に増便します。この他羽田から新千歳・庄内・米子などの期間増便が継続されます。
一方で中部-熊本が運休、羽田-徳島が4→3往復に、関西-新千歳が2~3往復に、関西-那覇も3~4往復に減便されます。
今回は両社とも微調整にとどまっていますが、全日空が余力の捻出に苦心している様子が分かります。これは新造機の受領遅延やエンジン整備による稼働機の逼迫が背景にあります。一方のJALはA350-1000の就航に伴い退役させる777-300ERの一部を予備機として保留させ予備機を安定確保させています。この違いは当面出てきそうです。
[JAL]
新路線はありませんが、伊丹-三沢を2往復に増便します。また変則1.5往復であった那覇-与那国を2往復化します。このほか伊丹-新千歳、中部-新千歳などを季節増便します。合わせて夏期間中に羽田-宮古に787-8を初投入しファーストクラスが設定されます。昨年好評だった那覇-石垣にも同時期に787-8を投入します。
一方で2往復であった新潟-新千歳を運休します。新潟-丘珠にトキエアが就航しており競合するためと考えられます。また伊丹-青森を4→3往復に減便、福岡-新千歳も3→2往復、那覇-石垣を7.5→7往復に、石垣-与那国を3.5→3往復にそれぞれ減便します。与那国絡みの変則0.5便は全て撤廃されます。
この他2025年中に那覇-台北桃園間にJTAが就航予定です。JTAの国際線定期路線就航は初となります。
[全日空]
新路線はなく、羽田-函館を3→4往復に増便します。この他羽田から新千歳・庄内・米子などの期間増便が継続されます。
一方で中部-熊本が運休、羽田-徳島が4→3往復に、関西-新千歳が2~3往復に、関西-那覇も3~4往復に減便されます。
今回は両社とも微調整にとどまっていますが、全日空が余力の捻出に苦心している様子が分かります。これは新造機の受領遅延やエンジン整備による稼働機の逼迫が背景にあります。一方のJALはA350-1000の就航に伴い退役させる777-300ERの一部を予備機として保留させ予備機を安定確保させています。この違いは当面出てきそうです。