2015年10月12日(月)
体育の日の12日は久しぶりに鈴鹿に向かう。名神八日市ICを降りて国道421号を東へ、永源寺辺りの狭隘な区間も早朝なので走りやすい。石榑トンネル手前から旧国道に入る。ここから県境の石榑峠まで約5.5km程の区間は今では登山者のための道路のようになっている。幅員の狭い舗装路だが、落石などもなく整備が行き届いている。
石榑峠に車を駐車
峠から縦走路に入る
石榑峠に着いたのが8時過ぎ。登山準備をして北側のザレた登山道を登って行く。いきなり急登がありなかなかピッチは上がらない。ようやく重ね岩について小休止。その後は滑りやすい粘土質な登山道の急登が続く。竜ヶ岳の肩に着いてからは小笹の茂った中を快適に進んで行く。登山口から1時間余りで竜ヶ岳山頂(1099m)に到着。今日は風が強くじっとしているととても寒い。430MhzでCQを出すと、約1年ぶりに愛知県知多郡のJF2BERと交信することが出来た。
登山道途中の重ね岩
竜ヶ岳の肩からは快適な尾根歩き
竜ヶ岳山頂に到着
竜ヶ岳に着くまではいつものことながら非常にしんどかったので、途中ではこのまま下山することも考えがよぎったが、山頂で休んでいると次に向かう気力がわいてきた。2座目の静ヶ岳に向けて鈴鹿の縦走路を進む。竜ヶ岳から少し下った辺りはシロヤシオの紅葉がきれいだった。竜ヶ岳から一端200m近く下って静ヶ岳への取り付きであるセキオノコバに登っていく。
竜ヶ岳からの縦走路
シロヤシオの紅葉が見頃
治田峠分岐から静ヶ岳に向かう
静ヶ岳分岐のセキオノコバ
気持ちの良い道
静ヶ岳山頂(1088m)は広葉樹の中で落ち着けるところではあったが、展望は余り良くない。御所市移動の記念局8J3SP局が強力に入感していたので、呼んで交信してもらった。この時点で時間は10時30分。予定していた銚子岳まで行かない手はない。セキオノコバまで戻り縦走路を北に進む。
静ヶ岳山頂
静ヶ岳山頂から
銚子岳取り付きに銚子岳への標識はなかったが、踏み跡のはっきりした道はほぼフラットで歩きやかった。銚子岳山頂(1019m)の展望はいまいちの感じもしたが、ほんの少し北に行くと御池岳や藤原岳の眺望が目の前に迫ってきた。CQを出すと、堺市のJA3WPN局や名古屋市のJG2DSI局から呼ばれて予定の3座を何とかこなすことが出来た。
縦走路から銚子岳
こちらは静ヶ岳を振り返る
銚子岳取り付き
銚子岳山頂
山頂から御池岳
後は来た道を戻るだけだ。朝よりも視界が良くなった展望を楽しみながら竜ヶ岳まで戻る。午後1時を回った竜ヶ岳山頂は、まだ多くの登山者で賑わっていた。
竜ヶ岳手前の道を登山者が行き交う
竜ヶ岳手前から御池岳と藤原岳
登山者で賑わう竜ヶ岳の山頂
石榑峠から車で戻る途中、永源寺湖の手前でいきなり渋滞に引っかかる。奥永源寺の道の駅に入ろうとする車で、特に反対の三重県方面行きは大渋滞となっていた。帰ってからネットで検索すると、10月10日にオープンしたての道の駅で、今日までオープニングのイベントをやっていたようだ。
コースタイム
8:08 石榑峠 → 8:45 重ね岩 → 9:15 竜ヶ岳 → 10:25 静ヶ岳 10:35 → 11:23 銚子岳 11:53 → 12:30 セキオノコバ → 13:15 竜ヶ岳 13:25 → 14:12 石榑峠