2015年10月4日(日)
地理院地図を見ながらまだ登ったことのない西脇市や加東市辺りの山を探していて、篠山市と西脇市の境界にある西光寺山を見つけた。近畿自然歩道にも指定されていて、ネットでも多くの登山記を見つけることが出来た。あわせて昨日嶽山からの交信中に、加東市最高峰が加東神山(かとうこやま)と命名され、近く山ラン有効になるとの情報を得た。地理院地図で確認すると西光寺山と加東神山は尾根続きで、楽に縦走できそうなことがわかった。
登山口に選んだのは篠山市の今田町本荘。墓地の駐車場に車を置かせてもらい長い林道を進む。林道終点から先は山道となるが、幅は狭く余り整備された道ではない。草の張り出した急登をひたすら登っていく。今日も体が重くペースは上がらない。駐車場所から1時間20分ほどかかって東屋や祠の建つ西光寺山山頂(713m)に到着。430MhzでCQを出すと、六甲山系天狗岩のJI3NXK局他から呼ばれた。
墓地駐車場を借りる
近畿自然歩道の標識が多い
林道から西光寺山
林道終点辺りの陶芸釜?
ようやく尾根筋に乗った、西光寺山はすぐ
西光寺山山頂
山頂の三角点
山頂からの展望
東屋もある
西光寺山を後にして加東神山に向かう。途中にはP672の洞ヶ山がある。その手前で巻き道の分岐が現れた。洞ヶ山への登りは急登に思えたので巻き道を選択する。道筋には何種類かのテープがあるが、平坦な炭焼き窯跡付近では注意しないと見失いそうになった。西光寺山から40分かかって加東神山に到着。地理院地図で見た標高は640mであるが、山頂にかかっていたプレートでは648mとなっていた。山頂からの展望はない。堺市のJA3WPN局と交信して下山にかかる。
加東神山を示すマーク
尾根筋の道は歩きやすい
巻き道分岐のマーク
加東神山山頂
山頂で見つけたプレート、加東市による整備はまだされていない
予定していた下山ルートは洞ヶ山から地図で東に延びる道。来る途中に巻き道を通りながらたぶんこの辺りだなとは見ていたが、洞ヶ山山頂から降りた方がわかりやすそうだと思って結局洞ヶ山ピークに向かう。しかし洞ヶ山山頂から東のルートを探すがよくわからない。プリントしてきた地図をよく見ると、道は山頂から直接ではなく、どうやら巻き道辺りから降りているようだ。結局、洞ヶ山から巻き道分岐まで急坂を下り、巻き道分岐から先ほどの道をもう一度進むことになった。
洞ヶ山山頂
山頂の石柱
行きに見ていた下山道は踏み跡らしきものも見え歩きやすそうだった。ただ、少しずつ下りながらテープなどの目印を探すが見当たらない。歩きやすいことだけが何よりで、たぶん間違いないだろうと思ってルンルン気分で下る。ところが半分くらい下った先で急に道がわからなくなり、藪に覆われてしまった。行きつ戻りつしながら、どこかで道を間違えていないか確認したがよくわからない。仕方なく藪に強行突入し先に進む。灌木の藪が消えた先はシダ藪が待ち受けていた。ただこの辺りでは、古い踏み跡が確認できたので間違いではないと言い聞かせながらとにかく下る。ほとんど降りてきたなと思う頃はっきりした道に合流した。歩いてきた道と別の道にはたくさんのテープが着いており、この先がどこに向かうのかはわからないが、登りに使うなら別の道を選択していたはずだ。悪戦苦闘の結果、加東神山山頂から1時間27分かかって墓地駐車場に戻ることが出来た。
巻き道から下りた初めのうちは歩きやすかったが・・・