2015年12月6日(日)
福知山の矢部山に登る。京都丹後鉄道二俣駅の東の山で、地形図を見る限り道は表示されていない。インターネットで検索しても登頂記を見付けることが出来ず、今までチャレンジが後回しになっていた。地図を眺めながら幾つかルートを考えてみた。最初、東の五日市から林道らしきものをたどるコースを考えて現地へ向かうが、集落の神社から先には車が入れない。しかも至る所が工事中で、ガードマンに見咎められているような気がして引き返す。
西側の府道から矢部山(左側)
次の案は、北側の府道から尾根筋を登ってみようというもの。府道の路肩に車を置いて山への取り付きを探すと、取り付けそうな尾根が幾つも見られる。林道のような道から谷筋の山道に入り、倒木で先に進めなくなったので尾根に乗ることにした。
林道から谷筋の道に入る
尾根筋は所々灌木の小枝が気になるものの、基本的に歩きやすく踏み跡も確認できる。山頂近くなると倒木がやや煩わしいが、古い道が現れ倒壊したテレビアンテナなども確認できた。
尾根筋の登り
基本的に歩きやすい
山頂には小さな石杭がありその辺りから人為的なマークが散見される。三角点はピークからやや南に行った所で、その横には「妙見大菩薩」と刻まれた石碑があった。地域では親しまれた里山のようだ。VUの各バンドでCQを出すが応答なし。430Mhzでたまたま強く入感していたJI3OEW局にブレイクを入れて交信いただき山ランを達成できた。
矢部山ピーク
矢部山の三角点
三角点横の石碑
下山は同じルートを考えていたが、次々と現れる枝尾根に進んでしまい、GPSを見ながら修正して下山する。その途中で、幅の広い道が出現した。傾斜はきついがどうも重機を入れて開いた道のようだ。だいぶ西にそれたなと思いながらその道を下ってみる。府道に降りたところは駐車地点まで300m程西だった。
下山に使った人為的な道