唐笠山
2025-01-05 | 日記
2025年1月4日(土)
昨夜は五條市内のホテルに素泊まりで宿泊。朝7時前に宿を出てこの日の一座目は旧大塔町と天川村の境にある唐笠山(1118m)。登山口は大塔町阪本で集落の急坂を上った駐車場に車をおいた。この山は2年前にも一度登ったがその時はP1062の巻道で滑落し手に裂傷を負った。今回は巻道は通らずピークを越えようと決めていた。
駐車場の前に廃屋があるが、家の周辺がごみ屋敷状態でいかにも見苦しい。もしかすると誰かが不法投棄したのかもしれないなどと思いながらコンクリートの道を登る。その先の民家は1~2軒は居住中のようだが今では住まなくなった家が多い。初めて来たときには、杉の枝が積み重なった細い道の先に家屋が建っているのに驚いたものだ。
広い駐車場は貸し切り
杉の枝が積み重なった道を登る
巡視路の標識もところどころに
最初の鉄塔に出た
高圧線の鉄塔まで来ると視界が広がり大塔の道の駅が眼下に見える。少し藪っぽくなった巡視路を登ると標高1020mのピークが行者山。ここから唐笠山までアップダウンを繰り返すので結構きつい。唐笠山の山頂は落葉樹の疎林で樹間に北側の山がわずかにのぞく。切り株を利用してアンテナを立てるが7Mhzは調整がうまくいかず10Mhzで9局と交信した。とにかく風が吹きつけて寒いのでとても長居はできない。写真を撮るのも忘れて早々に撤収し、昼食も後回しにして下山した。
高圧線の先に道の駅が見える
雪はないが霜柱を踏んで行く
この辺りは眺望がよい
行者山は鉄塔の跡がある
行く手に唐笠山とP1062がのぞく
唐笠山山頂に到着
下山中に猿谷貯水池が見えた