2013年7月19日(金)
登山二日目、今日は鹿島槍ヶ岳へ登頂して下山しなければならない。予定時間10時間超のコースである。天気は快晴、周りの山々がくっきりと見えている。
日の出前の鹿島槍ヶ岳
5時からの朝食に食堂に集まったのは10人余り。多くの人が早立ちしたようだ。不要な物を小屋に預けてザックを軽くし、5時30分に歩き始める。50分で布引山(2683m)に到着。松本市内をモービル走行中のJJ0GOT局と交信できた。
登山道に現れたウサギ
布引山山頂、立山連山や剱岳もご覧のとおり
布引山での山ランを達成していよいよ鹿島槍ヶ岳へ。歩きやすい道を40分で山頂(2889m)に到着した。山頂の登山者は数人と空いており非常に静かだ。昨年の唐松岳でも交信したJF0WQV局が松本市から呼んでくれてここも終了。
鹿島槍ヶ岳山頂、中央に富士山が小さく見える
山頂から槍ヶ岳
鹿島槍ヶ岳北峰へのルートは今回の山行きでは唯一岩場の道となる。しかし、クサリやハシゴもない程度の道であり特に問題はない。35分と予定よりやや時間がかかって北峰(2842m)に着いた。まずはCQを出し、埼玉県久喜市の山ランメンバー7K4NXB局から応答いただく。ここまですべて430Mhzでの交信である。
鹿島槍ヶ岳から北峰
鹿島槍ヶ岳北峰山頂
北峰から鹿島槍ヶ岳を振り返る
八峰キレットから五竜岳
これで今回予定の四座を終了、後は来た道を戻るだけである。鹿島槍ヶ岳北峰を発ったのが8時15分。冷池山荘に10時10分に戻り、預けた荷物をパッキングし直す。種池山荘は12時35分、後は下るだけなのでビールを飲んでゆっくりと休憩。登山口に着いたのは15時40分であった。大町温泉の薬師の湯で汗を流して明日に備える。
下山中に鹿島槍ヶ岳を振り返る