2024年5月3日(金)
GW後半は、4日に所用があるので泊まりでの遠出は出来ない。このところ毎週のように通っている道を走って、向かったのは兵庫県朝来市。和田山ICで降りて、播但線竹田駅を挟んで竹田城址と向かい合った山が金梨山(464m)だ。竹田城の雲海撮影スポットとしては、その南にある立雲峡や朝来山が有名だが、金梨山はその北にあって余り登る人は多くないようだ。
ボランティアであろう係の人に断って駐める
休日の人出に対応して設けられている臨時無料駐車場に車をおかせてもらい、一人金梨山に向かう。登山口から少し山に入ると、金梨山大権現への標識が設置されている。その先の道は古い山道だが、踏み跡はしっかりしている。尾根筋のやや急坂を九十九折りに登っていくと分岐がある。登りは左を選んだら、やや踏み跡が薄くなり獣道のような感じになった。しかし基本何処でも歩けそうな斜面なのでまったく問題はない。山頂に向かう尾根に乗ったら方向を変えて少しで山頂に着いた。山頂は余り広くなく展望もない。誰も来ないだろうと、三角点のプラ杭を借りてアンテナを設置する。だが、今日は7Mhzや10Mhzを聞いても強く入感している局はない。どうも磁気嵐が激しいようだ。結局VUも含めてあちこちでCQを出すがまったく応答がない。今日は4局交信も難しいかなと思ったが、そこは折角登ったので次の予定はパスすることも含めて粘ることにした。結局、144Mhz・SSBと430Mhz・FM、7MhzのSSBとCWで各1局ずつ交信し山ランとSOTAはクリアできた。
登り口には鳥居も
落葉の積もった古い道
所々標識がある
大路山かな
竹田城跡がよく見えた
金梨山山頂
山名プレートをアップで
下山は反対側の道を降りる。山頂直下に大きな岩があり、その一つに祠が祀られている大権現も見ることが出来た。こちらの方が道は幾分良いように思った。登山は上り下りで2時間弱だが山頂での無線に2時間以上を費やし、次の山に登ってもまた交信に苦労することも考えて一座だけで帰宅した。
大岩が点在
石室の中に金梨山岩谷大権現