Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

血液内科定期受診

2011-10-04 11:14:27 | 医療・病気
今日は、血液内科の定期受診の日でした。前回は、3ヶ月前でした。
約3週間前に血液検査のための血液採取をしてあります。フリーライトチェーンの検査に時間がかかるので、余裕をもって3週間前に行なうようにしています。
いつもは予約の時間通りに名前を呼ばれるのですが、今日はK医師の診察室はドアが開けっぱなしで無人。結局、時間より10分くらい待ったところで、あわてた様子でK医師が現れ、「ごめんなさい、遅くなって」と言われて、一緒に部屋に入り、コンピュータを立ち上げて、私のデータを引き出します。
「どうですか?」とK医師。「良好です」と私。そして、データを見て、フリーライトのラムダの値をクリックしてグラフを見せてくれ、「いいですね」と一言。グラフは、ほとんど平行線で、ちょっと下がり気味。ラムダの値は、41.6でした。前回より少し少ないです。ということは、悪化しておらず、問題なしということ。
「良い結果ですね。この結果には、ぼくは…」と言いかけるK医師。
さえぎって私が「満足?」と問いかけると、「いや、満足というより、それ以上。Impressiveだね」。
K医師とはもう3年以上の付き合いなので、緊張することもなく、話せます。
今回は、7月の血液検査で気になっていた肝臓関係の値について尋ねました。
「7月の検査で、肝臓関連の血液検査の結果が正常値じゃなかったんですけど…」と言うと、データのALPの値のところをクリックし、グラフを出し、「正常値の上と下を行ったり来たりしてますね。でも、どんどん悪くなっているわけじゃないから、大丈夫。いろいろ薬を使っているから、しようがないところもあるし。折を見て、もっと詳しい検査をしてもいいけど」とのこと。グラフは、2009年からのもので、確かに正常値の線から下へ行ったり、上へ行ったりジグザグしていました。K医師が大丈夫と言うのなら、気にしないことにします。
それから、「レナリドミドとデキサメタゾンを服用する日の夜、足の裏にしびれを感じるんですが…」と言うと、「その痺れは、翌日には消えますか?」と聞かれ、「はい、消えます」と答えました。K医師いわく、「消えるならいいけど、長く続くようだと、レナリドミドの量を減らす必要があるので、言ってください」とのことでした。
あと、「最近、どんどん太ってきているんです。食欲があって、よく食べるし、ほとんど運動しないので、太るのは当たり前ですけど…」と私。「デキサメタゾンの副作用で太るっていうのはありますしね」とK医師。
でも、そのまま、次の診察日の話へ。それで、私は思い切って、
「デキサメタゾンをこのまま飲み続けなくてはいけませんか?」と尋ねると、
「えっ、減らしたい? うーん、そうですね、減らすのも悪いアイデアじゃないなー。今、フリーライトの値はプラトーだし、維持療法だと考えて、デキサメタゾンを減らして様子を見てみるというのもいいかもね。じゃあ、とりあえず半分にして、2週間たって良かったら、またその半分にして…」とK医師。
「良かったらって、どういうことですか?」と私。
「気分が悪くなったり、変なことが起こらなかったらということです」とK医師。
というわけで、デキサメタゾン2mgを週3回服用でしたが、これを1mgに減らし、2週間後には0.5mgにすることになりました。今は、4mgの錠剤を半分に割って飲んでいます。これを更に半分に割るのは面倒なので、「新しい処方箋をください」と言って、処方箋を書いてもらいました。
「次の診察は3ヵ月後ですか?」と尋ねると、「薬を減らしたから、様子を見たいので、2ヵ月後で」とのこと。
12月の初めに、次の診察日の予約をとりました。
今まで良好で来ていただけに、薬の分量を変えるのはちょっと不安もありますが、あまり太りすぎるのは嫌だし、デキサメタゾンを飲んだ日は夜あまりよく眠れないので、これらが改善するのではないかという期待があります。
ちょっとした実験ですね。