Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

本「この世でいちばん大事な「カネ」の話」

2011-10-26 10:00:24 | Book
西原理恵子著「この世でいちばん大事な「カネ」の話」を読了。
先日見た映画「酔いがさめたら、うちに帰ろう」で西原理恵子をモデルにした人物が出てきたので、あちこちで良い本だと聞いていたこの本を読みたく思い、角川文庫になっていたので、早速注文して入手し、読んでみました。
小学高学年から中学生向けの本なので、語りかけるような口調で、わかりやすい言葉で書かれていて、とても読みやすかったです。
ただ、やはりその年代向けなので、私にはわざわざ読むほどのものでもなかったかなと思いました。
いちばん印象に残ったエピソードが、最初のほうででてくる、作者が子どもの頃、高知県の漁村に野良ペンギンがいたという話。南極近くまで遠洋漁業にいった村の人が、面白半分に南極の海にいるペンギンを捕まえて、船中でペット代わりにして連れて帰ってきてしまい、最初は子どもたちが世話とかするのだけど飽きてしまって、そのうちに海辺で自分で魚をとって食べる野良のペンギンとなって、複数生息していたという。日本の漁村にペンギン…、不思議な光景だなあ。
この本、自分で働きだす前など、若いときに読むといいです。お金ってイヤでも日々の生活で必要なものだから、どういう役割にあるのか、どう見るべきかをきちんと考えたことがあるほうが、自分が生きていく上での指針が付けやすいです。
体調は風邪が治りかけたかと思ったのですが、直後に38.7度の発熱。医師に診察してもらい、肺の音から肺炎にはなっていないので、抗生物質はなしで、様子見となりました。その後、パラセタモル2錠で、熱は37.5度くらいに下がり、今度こそ直る方向へ向かっていると思っています。