Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Bilbao(ビルバオ)@スペイン3泊4日<3日目>

2011-10-17 10:10:23 | 旅行(スペイン)
ビルバオ3泊4日と言っても、実質観光できるのは2日間しかありません。その観光の2日目です。
天候は、青空の広がる良い天気で、気温は29度まで上がるとのこと。日が昇った9時頃にホテルを出て、川沿いをまたグッゲンハイム美術館まで歩き、写真などを撮り、道すがらのカフェで朝食をとりました。
月曜日の今日はグッゲンハイム美術館は休館日です。
高台からビルバオの町を見晴らすことができるケーブルカーがあるとのことで、その乗り場へ。観光用なのか、地域の住民用なのか、料金は0.90ユーロ。上りきると公園があり、ベンチなどがあって、ゆっくりと眺めを楽しむことができます。午前中だったから、遠くの山々の方角いは靄が立ちこめ、幻想的な光景でした(明日写真をUPします)。
次は、トラムに乗り、それから地下鉄に乗り換えて、郊外にあるPortugalete駅まで行きました。世界遺産のビスカヤ橋(Bizkaia zubia:写真)を見るためです。Portugalete駅は高台にあり、表示に従って、かなり急な両脇にお店がならぶ石畳の道を下っていくとビスカヤ橋が見え、川沿いの遊歩道に出ます。雲ひとつない素晴らしい青空に映える赤い鉄製の橋でした。橋に吊り下げられたゴンドラに人や車を載せて、川を渡るシステムです。暑かったのでベンチでジュースを飲んで休憩した後、このゴンドラで対岸に渡りました(料金0.20ユーロ)。
そして、対岸側にある地下鉄の駅Areetaを見ざしました。まっすぐ歩いていくと簡単に駅は見つかりました。
地下鉄に乗って、またトラムに乗り換えて、P.Barojaという駅で下車。ガイドブックに載っていたIrunaというバルを目指します。ここからは丘に上るような地形になっていて、少し息が切れましたが、上って見ると大きな教会や立派な建物がある地区でした。Irunaは角にあり、着いたのは2時前でしたが、人がかなりいました。カウンターに席を取って、私はLimaという地元の会社のレモネードとピンチョス(セラノハムなど)、夫は赤ワインとピンチョス(サーモン、オリーブ、トマト、アンチョビなど)をいただきました。とても美味しかったです。店内は壁がタイル張りで、そのタイルが絵になっており、伝統を感じさせる美しいスタイルの店でした。
その後、歩いて、旧市街へ。ガイドブックには高台に上れるエレベータがあるとのことだったので、それを探して歩いたのですが、なかなか見つからず、でも最終的には、地元の人が声をかけてくれて教えてくれ、たどり着くことができました。地元の人は親切です。ビスカヤ橋へ行く途中でもガイドブックを見て悩んでいたら、地元の人が声をかけてくれ、教えてくれました。でも、どちらもスペイン語で話されて、結局身振り手振りで教えてくれたって感じでしたが、うれしかったです。
このエレベータ、Casco viejo駅のある通りを北の方へ少し歩いたところにあります。グレーのコンクリートの風景にそぐわない塔のようなのが、実はエレベータです。地元の人が使っているようで、料金は0.40ユーロくらいで上に上れました。そこからは、旧市街の赤橙色の屋根の町並みが見下ろせます。ベンチで休憩したあと、右手のほうに歩いていくと、旧市街のPlaza Miguel de Unamunoに下りられる階段状の坂道が見えてきます。エレベータもありますが、私たちはゆっくりとその階段の坂道を下りて、旧市街に戻りました。広場で、アイスクリームを食べてまた休憩。暑い日だったのでかなり疲れてきました。
そこから、少し歩いてトラムの駅へ行き、トラムに乗って、Abandoの駅で下車。近くにあるデパートへ。そこの食料品売り場で、ワインやオリーブなど、スペインならではの食料品を買いました。そして、徒歩で、ホテルへ。
ホテルに着いたのは6時ごろ。ほんとうは夕食にまた外出しようと思っていたのですが、疲れてしまって、遠くまで行く気持ちにはなれず、ホテルのディナービュフェでいいやということになりました。7時頃、レストランに下りていくと明かりがついていません。フロントで尋ねると、8時半からとのこと。あ、スペインの本当のディナータイムは遅かったんだと気づきました。外は少し暮れかけてくる時間帯でとても気持ちのよい気温だったので、川沿いを散歩し、ベンチに座って、行きかう人と、白いZubiZuri橋、その向こうの磯崎新がデザインしたツインの高層ビルを眺めながら、最後のビルバオの風景を楽しみました。そこで、アイスクリームも食べました。川沿いには遊歩道が幅広く整備されていて、ランニングしている人もかなり多く見かけました。日がかなり暮れていき、肌寒くなってきたのでホテルに戻り、さらに少ししてから、時間になったので、ホテルのレストランへ。
夫はリオハの赤ワイン、私はビールで乾杯し、ビュフェを楽しみました。乾杯のビールがおいしかったこと、喉に染みわたる感じでした。ビュフェも思ったよりよく、茹でエビ、オリーブ、各種チーズ、チョリソー、ソーセージ類、ラザニア、子牛の煮込み、イカのグリル、ラザニア、カルボナーラソース、パスタ、サーモン、ラムなどなど。またデザートには、各種ケーキ、ヨーグルトアイス、スイカやメロンなどフルーツ、フルーツカクテル、クリームブリュレなど、いろいろ楽しむことができ、よかったです。このビュッフェ、ミネラルウォーター一本付きで、一人15ユーロです(ワインなど他の飲み物は別)。なんか、ビルバオを旅行して、どこでも食事がとても安く済むので、びっくりしました。
夜は、明日のために簡単荷造りを済ませ、眠りにつきました。
体調は良好ですが、かなり歩いたので、足の指や膝が痛いです。疲れもあります。