先日行ったCamra Japanで、映画「コクリコ坂から」を見ました。
Camra Japanでは4本映画を観ましたが、この映画がいちばんいまひとつでした。
宮崎駿監督の息子の宮崎吾郎氏が監督で、スタジオジブリ製作なので期待していたのですが、どうしてこの物語をスタジオジブリのアニメで見なきゃいけないのかなあと思いました。
舞台は1963年の高校で、文化部の部室がたくさん入っている建物が老朽化し、それを取り壊すという学校の計画に反対して、生徒がたたかうというストーリー。
当時の雰囲気なんでしょうが、男子がマッチョな感じで、女子はしっかり者で、生徒の連帯感が強調され、みんなで肩を組んで歌ったり、ちょっと古い時代の雰囲気が出すぎです。この頃をノスタルジックに思う世代には良いですが、私はなんか反発を感じる世代なんです。
建物の内部があまりにも汚くて、これでは取り壊したいと思うのも当然だったので、生徒たちがみんなで掃除をしてきれいにして、その古い建物のすばらしさを再確認させるのですが、最後の結末が、学校のオーナーによる「わかりました、みなさん。では私が責任をもって、新しい部室用の建物を建設することを約束します」といういうような言葉で、生徒たちが拍手をして喜ぶんですが、せっかく古い建物をきれいにして、その価値を見せたのに、新建設が結論って変だなあと思い、違和感を感じました。
この映画、日本公開は2011年で興行成績はとてもよかったそうですね。
確かに、海が見える丘の上に家があって、そのロケーションやところどころの風景はとても美しかったです。
子どものころ、少年少女文学全集が家にあって、その中の有島武郎の短編「一房の葡萄」が入っていて、横浜の海沿いの学校に通う少年の物語なんですが、その挿絵がとても素敵で、好きで何度も眺めていたことを思い出しました。
体調は良好です。
Camra Japanでは4本映画を観ましたが、この映画がいちばんいまひとつでした。
宮崎駿監督の息子の宮崎吾郎氏が監督で、スタジオジブリ製作なので期待していたのですが、どうしてこの物語をスタジオジブリのアニメで見なきゃいけないのかなあと思いました。
舞台は1963年の高校で、文化部の部室がたくさん入っている建物が老朽化し、それを取り壊すという学校の計画に反対して、生徒がたたかうというストーリー。
当時の雰囲気なんでしょうが、男子がマッチョな感じで、女子はしっかり者で、生徒の連帯感が強調され、みんなで肩を組んで歌ったり、ちょっと古い時代の雰囲気が出すぎです。この頃をノスタルジックに思う世代には良いですが、私はなんか反発を感じる世代なんです。
建物の内部があまりにも汚くて、これでは取り壊したいと思うのも当然だったので、生徒たちがみんなで掃除をしてきれいにして、その古い建物のすばらしさを再確認させるのですが、最後の結末が、学校のオーナーによる「わかりました、みなさん。では私が責任をもって、新しい部室用の建物を建設することを約束します」といういうような言葉で、生徒たちが拍手をして喜ぶんですが、せっかく古い建物をきれいにして、その価値を見せたのに、新建設が結論って変だなあと思い、違和感を感じました。
この映画、日本公開は2011年で興行成績はとてもよかったそうですね。
確かに、海が見える丘の上に家があって、そのロケーションやところどころの風景はとても美しかったです。
子どものころ、少年少女文学全集が家にあって、その中の有島武郎の短編「一房の葡萄」が入っていて、横浜の海沿いの学校に通う少年の物語なんですが、その挿絵がとても素敵で、好きで何度も眺めていたことを思い出しました。
体調は良好です。