旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

京都で紅葉三昧「二条城」

2008年11月27日 12時37分46秒 | 京都巡り

 今日は朝から冷たい雨が降って、12月半ば並みのお天気です。そろそろ冬ですね。

 

24日(月)高台寺を出た10時半過ぎには東山地区は相当混んでいましたし、雨も降ってきたので、次は二条城へ行く事にしました。
春の桜の時期にライトアップしたお庭を見に来ましたが、昼間入るのは初めて。
初めて鴬張りの広い廊下も歩いてみました。此処で大政奉還がなされたと思うと、ドラマ「篤姫」のシーンを思い返して、当事者でもないのに感慨深かったです。

小堀遠州によって作られたと伝わる二の丸庭園は、巨石や石橋など豪快でしかも広く、見ごたえがありました。

お抹茶を頂くべく、清流園内の和楽庵へ。表千家の観月亭を移した建物だそうです。
抹茶は清竜園!?お菓子は本家八ツ橋の主(おも)菓子。中にアンの入ったクリとサツマイモの茶巾絞りのような、お菓子でした。本日3杯目の抹茶とお菓子でしたが、またも美味しく頂きました

和楽園から眺める清流園は、奥行きがあって川が蛇行して果てしなく流れていく様な風景。お堀側から見る風景と全く違い、別世界です。調べると「植冶」と言う屋号をもつ造園家で、平安神宮の庭も手がけたそうです。また一人、巡ってみたい造園家が現れました。

 

石垣の上から眺めると、大銀杏が黄金色に輝いていました。芝の上に紅葉がハラハラ落ちて、赤い絨毯です。

 

 

二条城を後にして、遅いお昼を頂きに行こう とタクシーに乗りました。
自分でも蕎麦打ちをする夫が、どうしても「京都で蕎麦が食べたい。」と言う事で、運転手さんに聞くと、「この辺なら尾張屋さんかな。」と、連れて行ってもらいました。
店の前にタクシーが待っているような、かなり有名なお店のようです。

 

暖簾をくぐると狭い待合に煙草盆が。風情があって、いかにも京都らしい感じ。
期待が膨らみます

夫はにしん蕎麦を私は利休蕎麦を頂きました。麺は細く汁の色も薄くて関西らしいお蕎麦。揚げ麩や生麩なども美味しく、冷えた体に沁みこむようでした

 

夕方の新幹線で帰宅する夫が、どうしてもお土産に買いたいと、四条河原町の高島屋へ阿闍梨餅」を買いに行ったら、製造が遅れているので30分ほど待たなくてはいけなくなりました。でも此処まで来たのだから、しばし並んで買いました。人気のようです。

 

 

夫を京都駅で見送って、次女の住いに戻り、この夜は次女のリクエストで私がハンバーグを作ってあげました。久しぶりの母の手作り料理、どうだったかな

 

明日は北野天満宮と嵐山や嵯峨野など。

 

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