旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

新緑の京都 名勝の庭~南禅寺

2009年06月01日 14時44分37秒 | 京都巡り

5月19日 
以前、食い道楽の親戚から「南禅寺の湯豆腐が美味しかった。」と言われていたので、遅いランチを食べに南禅寺の並びの湯豆腐専門店「奥丹」へ行きました。
さすが創業350年余り。覚悟していたけど結構なお値段 ただ豆腐は甘さがあって美味しかったですし、なんと言っても七輪と庭の雰囲気が素敵

腹ごしらえして、夢窓国師の作庭といわれる名勝史跡庭園のある南禅院へ。池を中心とした回遊式庭園で、奥の小山から水が流れてくる「深い森の中にある水の庭」です。


新緑が水面に映って清々しさ一杯。でも睡蓮があまり咲いていなくてチョッと残念。

 

南禅寺の方丈庭園も名勝指定庭園で、小掘遠州の作といわれ、巨石の姿から「虎の児渡しの庭」と呼ばれるそうです。広々とした落ち着いた庭で、親子の虎たちは食後の団欒をしているのかも。小方丈には狩野探幽の虎の絵もありました。

小方丈庭は「心」字に石が配地された静かな庭。

左甚五郎の欄間というのは本当かな。

六道庭は戒めの庭なのだそうです。今回の京都の旅で初めて目にした苔庭でした。

南禅寺の庭の一角で、気に入った植え込み。石の周りにアヤメやツワブキ!?が植えられていて、石の硬さが随分和らいで良い感じでした。

入り口脇の茶室で滝のある緑濃い庭を眺めながらお抹茶をいただきました。お菓子は南禅寺落雁。お抹茶の銘は「清涼」(宇治の角田香勢園)。ほろ苦い。

赤レンガで造られた水路は琵琶湖疏水。京都市内に向けて水が引かれているそうです。何故寺の境内に引いたのでしょうね。ドラマのロケでも良く使われるとか。

今回の京都では、重森三玲植治小掘遠州夢想国師など、今昔の有名な作庭家の庭を見ることができました。
それぞれにとても面白く、作り手の意図も、なんとなくわかる様な気がして、楽しめたのは、修学旅行の頃とは違って、随分年をとったせいなのかな~、とチョッとしんみりしてみたり。

南禅寺の法堂で金網!?越しに3匹目の龍を見ました。

 

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雑草か否か

2009年06月01日 10時48分35秒 | 旧庭(~2014March)

なんとなく、曇っています。一日こんな調子かしら。少し涼しい。

雑草の定義とは何でしょう。長女曰く「花壇に人参が生えていたら、それは雑草。」なんだとか。
庭にも沢山の雑草が生えていますが、ガーデンフィールズに行って以来、少し見方が変わりました。

取っても取っても生えて来る、我が家で一番の雑草、ドクダミ
母は煎じて飲んだりしていますが、毎年我が家の庭で一番の暴れん坊で、手を焼いています。
今年も戦いに疲れて、花を咲かせてしまいました。今日はまた庭で戦います。

ガーデンフィールズに一緒に行った友人が「可愛い~」と言った、ムラサキカタバミ。憎らしいほど増えるので、ドクダミ同様の戦いを繰り広げてきましたが、今年は少し残してみました。

名前の分からない黄色の花が咲く草も同様に。日陰でも良く繁殖し、芝生に入ってきて困るので、一部抜いて移植してみました。

繁殖が怖くて地に下ろしていないエリゲロンもしかり。

写真はありませんが、他に、ツユクサも雑草です。野原に生えていたら、可愛らしいのですが、生えるところを間違ったのでしょうね。
それにしても良く増える雑草たち。でも宝塚ガーデンフィールズでは生き生きと可愛らしく咲いているんですよね~。ああ、矛盾

宿根リナリアが咲き出しました。

 

狭い庭では可愛そうな扱いの草花。それが雑草なのかも。

 

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