昨日は、今年やけにバラ園に興味が湧いている夫と、熱海にある「アカオ ハーブ&ローズガーデン」へ行きました。
夫は初めてですが、私は二度目で、一度目は2010年6月3日に訪れています。
その時より今年のバラは咲き進んでいて、満開期が終わり始めていましたが、まだ見どころ沢山でした。
何より驚いたのは平日にもかかわらず人が多い事
7年前は駅からのバスもガーデン内のバスもさほど混んでいなかったのに、今回は写真によそ様が入らないよう撮るのが大変でした。
それだけ知名度がアップし評判も良く、また、ローズガーデンへ出かける文化(薔薇見)も浸透したのかもしれません。
そしてアカオのガーデン内は少しずつ変化しているようです。
ガーデン内の循環バスに乗って頂上まで登ります。
天辺の立派な松はそのままでしたが、その下あたりはリニューアル中でした。
いざローズガーデンへ
このガーデンは色々なタイプの薔薇の回廊があります。
木製の回廊
カクテルのアーチ回廊は今年も見事
煉瓦の回廊にはロマンチックな色合いのバラが。
下草が凝っているのもこのガーデンの特徴かと。
ギガンチュームやポピー、カンパニュラ等々、日向はパステルな色合いだったり、
少し日陰のシックなエリアでは、濃い赤を基調とした色合いに。
日陰にはアカンサスモリスやギボウシが。
この石積みや、小路のレンガの敷き方も面白いな
ゆっくりと薔薇と草花の共演を眺めながら斜面を下ります
眼下に見えるはバラの谷か
以前は無かった踊り場のパラソル群。
此処ではドリンクやアイスクリームなど頂きながら休憩できるようになっていました。
これは素敵なアイディアだわ
バラの回廊を眺めながら、
バラのアイスクリームを頂きました。
う~ん、バラ味~ に、夫は「石鹸みたいだ」と
バラの香りの石鹸を食べたことがあるんかい
振り向けばバラの山
道路の法面にもバラが誘引され、「包み込まれ感」半端無いですし、ある意味「ウォーカビリティ―」も
(この二語がマイブームになっちゃって)
更に下ってハーブガーデンへ
ハーブと聞くと、なんとなくナチュラルガーデンを想像してしまいますが、ココはシンメトリーの整形式庭園になっています。
ハーブの種類は少ないのですが整然として綺麗。
ハーブ教室もありました。
此処も白砂先生の監修で、「薔薇をマス(全体として)で見て欲しい」という意向がハッキリ見て取れるガーデンです。
先生の話を聞いていなければ、一つ一つの品種を気にしてしまうかも。
しかし、そうではなく「景色としてバラを見る」のがこのガーデンの本筋でしょう。
それが見事に成功しているのだと思います
バラを見慣れている人々は、やれオールドローズだ、イングリッシュローズだ、HTだ、ティーの香りだ、ダマスクだ~
なんて考えちゃうけど、そうではない一般の方々は、「バラ綺麗~ 素敵~ いい香り~ 」で、楽しんでいます。
マニアにはマニアの、一般には一般の楽しみ方があるのです。
そして多くの方々に薔薇見文化が拡散されたら、各地に次々できるローズガーデンが繁盛し、より多くのバラが見られる、って事になると思うな
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