昨日はポカポカと暖かく、品川の天王洲アイルにある寺田倉庫で開催されている『動き出す浮世絵展』を観に行きました。
大河ドラマの影響で、すっかり浮世絵が気になっちゃって~
デジタル映像も好きだし~とミーハー全開です
展示会場内はいくつかのエリアに分かれていて、順路通り3~5分の映像を観ては次のエリアに進みます。
後戻りできません。
最初は「眺」
ここでは赤富士など眺めをモチーフにした映像体験ができます。
次が「藍」
このエリアは藍色=海がモチーフです。
映像の元になった浮世絵が数点紹介されていて、もちろん葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」も
相模湾の波が動いていました
映像は足元にも映し出される仕掛けです。
「麗」のエリアは極彩色の花々と麗しい女性たち
動画に撮りましたので是非
「彩」のエリアで展示されている浮世絵、歌川広重の「名所江戸百景 亀戸梅屋敷」は「復元」の文字が無かったので本物かと
「遊」のエリアでは遊び心溢れる浮世絵とともに体験できる遊具が展示されていました。
「錦」のエリアでは東洲斎写楽の浮世絵がスクリーンに映し出されていました。
「瀧」のエリアでは滝が流れていましたよ
「豪」のエリアでは武者絵がモチーフになっていました。
「雅」のエリアは富士山が色々な姿で映像化されていました。
その中で六種類ほどを
どれも見ごたえのある映像でした。
それぞれテーマに沿った浮世絵や説明も面白く、なるほど~と思ってみたり
今まで目にしたことの無いジャンルの浮世絵にもふれることができて、面白かったです。
そして思う事は・・・
江戸時代の人々は浮世絵を見て、こうした動画を心で想像して楽しんでいたのかな~と。
現代人は「想像」という手間を、映像に頼っているのではないか、と。
もしかしたら人間の想像力はこうして退化していくのかもしれない、なんてね。
それはそれとして、美しいデジタルアートを堪能しました。
アートの後はランチ
寺田倉庫が運営するカフェ「WHAT CAFE]へ
カフェ前の緑あふれる植栽が素敵
ヘレボルスが咲いていました。
カフェ内では様々な作家さんたちのアート作品が展示されていました。
買えるようです。
川沿いのテラスでは、河津桜が7分咲きぐらいかな
暖かくなったので一気に花開いたのでしょうか
お洒落なフラワータワーもありました。
せっかく気持ちの良い日だったので、テラスでランチ
「動き出す浮世絵展」とのコラボメニューの「赤富士オムハヤシ」と「浮世絵クリームソーダ」を頂きました
お土産に浮世絵プリントクッキーを買い、アンケートに答えてスティッカーを頂き、クリームソーダのオマケに浮世絵コースターも頂きました。
デジタルアートは「体験」だと思います。
新しい体験は脳に刺激を与えてくれますね
りんかい線の旅は続く
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