今年はコロナ禍以前にしようと思っていた事を実行する年にしようと思っています。
色々あるけど、その中の一つが「名建築で昼食を」みたいなお出かけをすること。
今日はお天気が良さそうだったので、以前から気になっていた東京都港区指定文化財「旧公衆衛生院」へ出向きました。
昭和13年(1938年)に米国のロックフェラー財団の支援・寄付により建てられ、平成14年まで使われていたそうです。
平成21年(2009年)に港区が改修を実施して、平成30年(2018年)に港区郷土歴史館として開館。
この建物は東大安田講堂などを設計した内田祥三(よしかず)氏の設計。
なんと、私が観ていたミステリードラマのロケ地にもなっておりました
思いがけず聖地巡礼も込みに
私のカメラでは全体像が捉えられませんでしたが、シンメトリーで両サイドに建物が更に広がっています。
歴史ある洋風建築って外灯がカッコ良いですね。
建物だけの見学は無料。
入り口を入ってすぐの中央ホールは2階。
床のタイルがお洒落で、円形の吹き抜けになっているので開放感がありますし、レトロ~
天井のレリーフや階段の手すり、照明なども凝っていて高級感があります。
エレベーターで6階へ
6階は寮として使用された階だそうです。
木製の床に時を感じました。
4階の旧講堂は広々としており、今となってはレトロな雰囲気なのだけど、当時は最先端だったのかな
と、跳ね上げ式の椅子を見て感じました。
長机が黒光りしているのよ
ここでも板張りの床が気になって。
レリーフやら時計やら照明やら~
落ち着いてシックな設えです。
3階の旧院長室
窓が大きく明るい部屋です。
この部屋の木の床は、他とは違って凝った張り合わせになっていて、格調高そうでした。
中央の吹き抜けの石造りの柵に透かしがついています。
天井の照明も凝っているの。
一階には採光用プリズムガラスが敷かれていました。
1階のカフェVEGETABLE LIFEでランチ
ここは旧食堂。
壁に貼られているのが美術タイルの最高峰の泰山タイルなのかな
カフェは環境への配慮が行き届いていました。
フリードリンクはビーツ水
このカフェのプロデュースは八芳園だそうです。
美味しいわけですよね
魚プレートを頂きました。
私は建築には全くの素人だけど、名建築が好きなのは、なにより美しいし歴史とロマンを感じるからかな~
建物の背景の物語も、名建築のエッセンスではないかしらん
要するに単なるミーハーなのですが 豊かな気分になれる名建築とランチを楽しみに、またお出かけしたいと思います
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