旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

ウイリアム・モリスと英国の壁紙展

2019年05月25日 12時13分12秒 | ライフスタイル

昨日はサポーター活動後に、そごう横浜店内にあるそごう美術館へ「ウイリアム・モリスと英国の壁紙展~美しい生活を求めて~」を観に行きました。
私、壁紙好きなもので
横浜イングリッシュガーデンのチケットを提示すると200円引きになるしね

ウイリアム・モリスは小説家、詩人、デザイナーであり思想家で、「モダン(近代)デザインの先駆者」とも呼ばれているそうです。
私がこの名前を知ったのは遥か昔の学生時代だったような気がします。
切っ掛けは何だったのか忘れましたが、イギリス好きだったので、自然と記憶に刷り込まれたのかも。
気が付けば私の中では「壁紙」が一番印象に残っていて、最初の家を建てた時もチェックしていました。
貼らなかったけど

記憶に残るほど印象的な壁紙は、どれも自然がモチーフになっています。
写真OKのコーナーでは、当時のイギリスのピアノと、ウイリアム・モリスの壁紙や、テキスタイルを使ったカーテン等でコーディネートされた部屋の展示が。
とてもクラシックな印象ですが、当時はモダンだったのでしょう。

この壁紙の制作過程がわかる展示が面白かった
壁紙は、一枚一枚手作業で印刷された木版画のような物で、その版木と作り方を見ると、一枚に随分と時間がかかっているのだと驚きました。
それが壁紙なんて
工芸品なんですね。

こちらはモノトーンのインテリアでモダンな雰囲気。
白樺の樹皮とマッチして、ナチュラルです。
植物柄だからでしょうか。

なんて手の込んだ版木を掘ったのだろう~と感心


展示会は「壁紙の歴史」や「ウイリアム・モリスの人物像」「アーツ&クラフト運動」等について、一枚一枚の壁紙とともに学べるようになっていました。
その壁紙の素晴らしい事
リアルな壁紙としてでなく、芸術作品として眺めていて飽きません
面白かった
6月2日までなので、お時間のある方は是非

壁紙の歴史の中で、日本の「金唐革紙」の展示もありました。
これもまた素晴らしい工芸品で、日本にこんな技術と芸術があったなんて
イギリスのロットマン社が横浜に自社工場を設立して生産したそうです。

お土産に一筆箋とマスキングテープをお買い上げ。

展示の途中に17分ほどのビデオコーナーがあり、ウイリアム・モリスの最初の家と次の家の紹介がありました。
ウイリアム・モリスはガーデン作りにも才能を発揮した方。
次回イギリスに旅した際は、ウイリアム・モリスの家と庭を訪れたいわ~

 

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