9月は北海道にちなんだ映画を二本観ました。
一本は、先日東京へ行った際に新宿で観た「シサム」
「シサム」とはアイヌ語で「隣人」という意味だそうです。
アイヌ民族はアイヌ語で、和人は日本語で、時々通訳と字幕が入る作りとなっています。
北海道が舞台で、アイヌ文化も描いている時代劇って珍しいし、テーマ曲が大好きな中島みゆきだったので観に行きました。
多くのロケが道東の白糠町でおこなわれたそうで、白糠町にこんな自然あふれる風景が残っていることに、まず驚きました。
原風景って、普通の町では失われつつあると思っていたから。
映画ではアイヌ民族と和人との戦うシーンも少しありますが、メインは一人の若き武士がアイヌ文化を体感し、理解し、成長していく物語で、その中に人間の良心のようなものを感じました。
アイヌ文化について、とても丁寧に作られている映画で、日本の歴史の一端を知ることができるので、文科省指定でも良いのではないかと感じます。
オリジナル映画でも、ここまで作れるのだと感心しました。
否、オリジナル映画だからこそ、なのかもしれませんね。
詳しく知りたくてパンフレットを買いました。
世界の多くの人々に観てもらいたい映画です。
もう1本は「ぼくのお日さま」
フィギュアスケートがモチーフの映画であることと、BSTBSのドラマ「天狗の台所」の弟役の越山敬達君が主人公を演じているので、気になって観に行きました。
そうしたらロケが北海道内の7つの市町村で行われていて、雪のシーンが見られて一寸嬉しかったです。
物語は、もうピュアで~
思春期の甘酸っぱさや可愛らしさや残酷さもありで~キュンとしました。
それがあざとく無くて良かったです。
越山君、ドラマとは全く違うキャラクターを演じていて、それもハマっていてビックリしました
フィギュアスケートのシーンが美しかったです。
思いがけず北海道にちなんだ映画を2本続けて観ましたが、どちらも上映館が少ないのと、封切り二週目には上映時間が限られるのが残念でした。
「シサム」は日中は新宿TOHOシネマズでしか上映していなかったし。
気になるミニシアター系映画は、一週目に行かなくちゃね
面白そうな映画は配信が多くて観られない。
家で小さな画面で観ても、物語は追えても臨場感は欠けると思うから、配信にお金をかけたくないしな~
モヤモヤしているところです。
北海道つながりで、先日親戚が送ってくれた実家の庭の様子をアップ
アスターが満開になっていました。
白いアスターも沢山咲いて嬉しいわ
コキアは色付き始めのようです。
私が帰省する頃には、すっかり花は終わっていると思うけど、予想した通りの風景になっていて嬉しい限り
秋の見どころを作っておいて良かったわ。
今後塩害が出ませんように
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北海道育ちには厳しい猛暑がようやく終わり、しのぎやすくなってきましたね。
最近『谷から来た女』という本を読みました
釧路出身の女性作家さんの作品で、題名の「谷」とは二風谷のことです。
読むうちに、私は北海道で育ちながら、知らずに過ごして来たことが多々あるのだと痛感しました。
上映中の劇場を探しましたが、残念ながら場所的にも時間的にも難しそうです。
多くの人が見られるよう、いつかテレビで放映してくれるとよいのですが・・・。
私も北海道で育ちながら、知らない事、多々ありです。
歳を経て、北海道出身者なのに知らずにいて良いのかな?
と思うようになり、興味を持った次第です。
映画のTV放送は、今はAmazonプライムの時代みたい。
DVDが出ると良いのですが。
「谷から来た女」早速図書館で予約しました。
17人待ちですが、読んでみようと思います。