旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

秋の映画は映画館で

2022年11月20日 17時16分27秒 | 月一映画

色々忙しかったのに、振り返ってみると9月からは映画館で映画を観る機会が多々ありました。
そんな中、一番のお薦めの映画はコレ

土を喰らう十二カ月

自分では出来ないけど憧れる、自然の中での丁寧な暮らしぶりが描かれていて、観ていてその暮らしが愛おしくなるような気がしました。
白馬の美しい風景とも相まって、心が洗われるような気分に。
料理がどれも美味しそうで、炊き立てのご飯の一寸焦げた香り、台所の水音、鳥の囀り、自然の音色・・・
そして日本の古くからの家庭料理が季節ごとに並ぶ、そんな様子を観ていたらあっと言う間にニ時間たっていました。
飾らないジュリー(沢田研二)の姿が年老いて一人田舎に暮らす文筆家らしく、明るくあどけなさを感じる編集者の松たか子と、とても好もしいコンビでした。
只今公開中なので、そんな暮らしが気になる方にはぜひ観に行ってほしい映画です。

後は時系列で

さかなのこ

映画comより拝借

さかなクンの半生の映画化ということで、彼の強烈なキャラクターがどう培われたのか気になって観に行きました。
きっと色々人間関係で大変なこともあったのだろうけど、周りの人々に恵まれた状況をコメディタッチで描いていました。
子役が可愛く、主役を演じたのんも好感が持てたし、存在感のある脇役陣も面白かったです。
主人公のキー坊(さかなクン)がどんな風にしておさかな博士になったのか、流れがわかって納得しました。
「好き」ってとてもない原動力になるのだろうけど、周りは迷惑だったり振り回されたり、大変なのだと思います。
そんな中でも、互いに個性を認めあう心が、才能(好き)を伸ばして開花させるのだと感じたし、これからの世の中はこうあれば良いな~と思いました。

 

沈黙のパレード

ドラマのガリレオシリーズが好きで、映画の前作二本も映画館で観ました。
久しぶりの映画化で湯川先生は教授になり、人間的にも丸くなったのかな。
とても落ち着いた感じでした。
ミステリーとしては面白かったけど、なんとなく物足りなくもあったのは、配役のせいか、それとも演出か・・・
主人公の若い女性にもっと魅力があったらな~
最初にそこに違和感をもってしまい、結局物語に引き込まれずに終わってしまったかな。

シークレット・ガーデン

子供のころから知っている物語で、何度か映画やアニメで見てきたけど、今回はロンドンのキューガーデンズが協力しているというし、コリン・ファースが出演するので観に行きました。
植物はCGと実物の境界がはっきりわからなくて、映像は綺麗だけど主人公たちが庭作りに汗したと思えず、そこがこの物語で大事なポイントだと思っているので、ちょっと残念。
ファンタジー色が強い映画でした。

窓辺にて

新聞の映画評が好意的だったし、吾郎ちゃんが主人公なので観に行きました。
物語はいくつかのエピソードはあるものの、全体としては起伏が無い淡々とした映画でした。
それが演出なのだろうと思うし、吾郎ちゃんと主人公がシンクロしすぎて、まるであて書きのようでした。
テーマとなる主人公の感情は、取り立てて特別なことなのだろうか。
そこに疑問符がついちゃって。
それで2時間半は長いし暗転も多かったけど、もしかして挑戦的な作品なのだろうか
吾郎ちゃんのフアンなので沢山見られたのは良かったかな

 

DVDで観た映画は一本

スーパーノバ

映画comより拝借

年老いて人生の最期が見えてきたら人はどういう決断をするのだろう。
この映画では人間の生と死、尊厳、愛を描いていて、考えさせられました。
静かな物語であったけど、主役の二人が演技とは思えないぐらい自然で、イギリスの湖水地方の風景も相まって、ついつい惹き込まれてしまいました。
コリン・ファースって、色々な役柄ができるんだな~凄い
淡々とした中にずしりと重い課題をプレゼンしている作品でした。

今月はあと一本気になっている映画があるし、12月も観たい映画がありますが、時間が取れるかどうか・・・
どれを映画館で観て、どれをDVDや配信で観るか考え中です。

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