今日もお天気になりました。明るいお正月です。
昨日NHKで放映された「ベス・チャトー 荒れ地で育(はぐく)む奇跡の庭」を観ました。
85歳になるイギリス人女性ベスが半世紀かけて作ってきた庭。
植物も植栽も素晴らしいですが、なんといっても、彼女の庭に対する考え方に感銘を受けました。
「砂利の庭」では、人工的に水を与えず、自然の水だけで植物を育てています。
「“命の水”ーガーデナーが水を浪費して良いのだろうか」
夏になると特に水撒きに後ろめたさを感じながら、なかなか実行出来ない私は、あらためて反省。
環境とガーデンの関わりのお手本ではないかしら。
「ここは劇場ではない。自然なのよ。」
ともすれば虚飾に陥りやすい今のガーデニングに痛い一言なのでは。
「天国はここに、私たちの人生の中にある」
結果ではなく、そこに至る過程に幸せがあるのだと、気づかせてくれます。
庭は勿論美しく、素晴らしいものでしたが、生き方も素晴らしいです。
年末にNHKの「ターシャからの伝言」も観ましたが、偉大なガーデナーには何か同様な哲学があるのかもしれません。
番組にでてきたロイド氏の庭も、彼の哲学によって成り立っています。
やはり庭は、庭主を表わす鏡なのかもしれません。
我が家で毎年一番先に蕾をつけるあわてんぼうのスノードロップ。今年もまもなく開きそうです。

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