旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

ベル型クレマチスとアジサイ考

2023年06月15日 14時43分48秒 | 庭作り(2014April~)

相変わらずの梅雨空です。
午後から雨の降る予報だったので、午前中サクッと一時間ほど庭仕事しました。
小仕事が細々あり、真夏日には作業したくないので、暑くなる前にチョコマカと片づけています。

ベル型クレマチスの篭口が次々花を咲かせています。

ベル型でも色々な花の形があって、篭口は花弁の先がクルリンと巻き上がるみたい。

花の中は濃い紫色で蕊は黄色っぽい。

ベル型クレマチスのスウェーデッシュベルズも咲いています。
一寸ふっくら感があるような

花弁の内側は少し内巻きがあり一寸フワフワしたものがついています。
内側にも個性がでますね。

どちらもうどん粉病が出てきたので、そろそろ切り戻さなくてはいけないかな。
もう少し眺めていたいけどな~


玄関前のアジサイ・エンドレスサマーの花色が濃くなってきました。

爽やかな水色でしたが、秋色に変化するために紫色がかってきています。


遅く咲いたベニガクアジサイは装飾花がまだ白いです。

早く咲いた花は装飾花がひっくり返って赤くなっています。

今朝、牧野記念庭園のInstagramで「ベニガクは花が終わると装飾花が赤くなるのですが、今の時期は白い装飾花をお楽しみいただけます。」と紹介がありました。
現在の我が家のベニガクと同じだわ~と写真をよく見ると装飾花の雰囲気が違います。
旧庭時代の写真と比べると、そちらはそっくり

旧庭のベニガクアジサイ

う~ん、旧庭のベニガクアジサイを挿し木して移植したのに、装飾花の雰囲気が違うなんて・・・
どうしてなんだろう
また不思議が増えました。

でも旧庭のような環境で育てたら、昔みたいにモビール状に育つかと思い、家裏で挿し木を育て始めました。
咲き始めから紅がさしモビール状に枝を伸ばして咲く・・・あの風景をもう一度見てみたいです。


他のヤマアジサイも装飾花がひっくり返り、色が紫色に変っています。

伊予獅子手毬も同様に。

アジサイの色変わりって土のphによるだけなのかな
以前は「水色は水色のままで」と願っていましたが、最近は色変わりするのも面白いかな~と思えるようになりました。
秋色紫陽花が流行ってきたからでしょうか。
枯れ色の佇まいが好きになってきたからかな~

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家裏の除草と収穫

2023年06月14日 16時56分16秒 | 庭作り(2014April~)

今日は雨の予報でしたが、何とか降らずに一日が終わりそう。

築山では早咲きのカサブランカが一輪花開きました。

今年も沢山花を咲かせそうなので、これから庭にユリの香りが漂うのが楽しみです。

ジャクリーヌ・デュプレの二番花も咲き始めました。
梅雨なので花の痛みが早く、ちょっと可愛そうです。


雨が降らなかったおかげで、気になっていた家裏の除草をすることに。
ビフォー:雑草とシダとドクダミと蕗が茂っている

アフター:雑草とシダとドクダミは抜いて、フキは収穫し、スッキリしました
雑草が蔓延っていると虫が湧いてくるような気がするし、ギボウシも映えるでしょ

でも敷石の隙間に生えているアジアンタムとかタチツボスミレは残します。
悪さしないのでね。


北海道由来のフキなのですが、こちらで育てても大きくなりません。
フキの収穫時期が正しいのか否か分かりませんが、食べられるならそれでOK

太めの物だけ残し、葉を取り除いて茎を板ずりしてから茹でます。

茹で上がったらいったん水に取り、冷たくなったら皮をむいて水にさらします。

きんぴらにして今晩のおかずにしようと思います。
蕗と油は相性が良いと思うのよね~

子どもの頃、実家では母が蕗をとってきて煮た後、皮むきは私の仕事でした。
北海道のフキなので大きくて太いの。
フキの皮をむいていると指先が黒くなっちゃって~
灰汁のせいでしょうね。
それを保存食にもしていたから、かなりの量だったのだと思います。

「コロポックルが蕗の葉の下で雨宿をする」とか「蕗の葉を傘代わりにする」とか、もしくは「蕗の下に住んでる」とか・・・
そんな昔話を聞いた覚えがありますね~
北海道らしいでしょ


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庭の小っちゃな花と蝶

2023年06月13日 16時06分45秒 | 庭作り(2014April~)

今日はようやく晴れて、心配なく洗濯物を外干ししました。

今朝庭に出ると、ヘリオプシスの葉の上に小さきものが
目を凝らすと二匹のシジミチョウのようで、望遠レンズで写しました。
一匹の蝶のように見えますね。

築山のカリメリスが咲いてきましたが、この株の中からユリ(リーガルリリー)が二本立ち上がってきたので、カリメリスがほとんど見えない
ユリが増えたのは嬉しいですが咲かず、カリメリスのお邪魔になっていて・・・
頑張れカリメリス

先月買ってきたベビリアン・デージー
チラチラと本当に小さい花を咲かせます。
こぼれ種で増えそうな気もするけど・・・植え場所が気に入ると良いな~

エリゲロンはどこでも元気に次々咲いています。

そしてヒメイワダレソウも咲き始めました。
グランドカバーの小花たちは、本当に愛らしいです。
増えすぎてコントロールが必要だとしてもね


隣家側で赤いアスチルベが咲いています。
大型のアスチルベで70㎝ぐらいになるでしょうか。
旧庭時代からの長い付き合い。
少し湿った土地が好みのようです。

復活したラスティーセージ
寒さに弱いので冬に地上部が枯れるけど、根が残っていれば徐々に育って花を咲かせます。
これからぐんぐん成長して欲しいわ。


いよいよ初夏の主役が~
ダリア黒蝶様が咲き始めますよ。
株が大きくなったので、しっかりとした支柱をしなくてはいけません。


今日は午前中、髪を切りにいつものショッピングモールへ出かけました。
スタイリストさんに「二か月持つ髪型にして欲しい」とお願いして短く切ってもらいました。
首回りがスッキリして涼しい
新しいスカーフが欲しくなっちゃうな


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雨上がりの一瞬に

2023年06月12日 11時46分27秒 | 庭作り(2014April~)

今日も一日雨模様で梅雨寒かも
一瞬の雨上がりに写真を撮りに庭に出ました。

隣家側ナチュラルガーデンエリアで、いよいよユリが咲いてきました。
リーガルリリーはこの場所が気に入って増えています。
築山では花数が減って咲かない球根もあるというのに。

シャンデリアリリーも此処を住みかとしています。

ヘメロカリス・リトルソーシーレディが次々咲いて賑やかに

ハニーサックルも雨に濡れならが沢山咲いています。

雨粒が見事なブラック・フェンネル
野良生えしている株が一段と元気なのは、気にいった場所だからなのでしょう。
移植した株は枯れてしまいましたから

築山ではバーベナ・ハンプトンが咲き続けています。


苦節3年大型コンテナに移植したら、今年は咲いたエキナセア・メローイエロー
陽当たりが大好きなのでしょう。
植え場所って大事。

ヒペリカムは一番花の季節は終わりましたが、なんとなく次々咲いています。
梅雨明けには切り戻さなくてはいけないかな。

グランドカバープランツ用に植えているルブスに実がなっています。
つやつやした赤い実だけど食べられませんよ


アジサイ・隅田の花火は花が大きいので雨が降ると枝垂れてしまいます。
それも込みで、支柱を施しながらこのガク咲きアジサイを楽しんでいます


庭はすっかり初夏の装い
青空の下で写真を撮りたいし、家裏の除草もしたいし、収穫も
今は「待ってろドクダミ」という気分かな。

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梅雨の晴れ間と庭仕事

2023年06月11日 10時23分38秒 | 庭作り(2014April~)

隣家側ナチュラルガーデンエリアでは、カンパニュラ・サラストロが二番花を咲かせています。
花後の切り戻し時期が良かったのかな。

奥ではピンクアナベルも色付きました。
茎が細くて雨に弱いので、今日なような雨の日はうな垂れている事でしょう。
支えても強い雨風では茎が折れるので、なんとも自然に任せなくてはいけないアジサイです。

家裏でヤマアジサイが咲いていました。


庭ではミニギボウシ(ホスタ)がホスタの中では一番乗りで花を咲かせています。
暑さに強く良く増えるので、株分けして育てています。

薄紫色のホスタの花が楚々として可愛いの
雨にも傷むことなく咲いています。

ボルドーギクも咲いてきました。

駐車場側のアスチルベ・ミルクアンドハニーは3年目。
株が大きくなり沢山花を咲かせています。
ここには単体で植えているので、陽当たりも良くのびのび育っているのかも。

モフモフとブラシのような花がユニークです。

 

昨日は駐車場の芝生の除草をしました。
写真左がビフォー~雑草伸び放題
写真右がアフター~芝生だとわかるようになりました
晴れたら長女に芝刈りを頼もうかな。

芝生の奥も除草してギボウシがはっきり分かるようになりました。
ここではあまり大きくならないのが悩み。
土が合わないのかな
斑入りのギボウシは毎年虫に葉を食べられるので、更に成長が遅くなるのかもしれません。
この一株だけ美味しいのかしらね。


梅雨の晴れ間に蝶たちがやってきます。
何とか一枚撮れましたが、蝶の羽ばたきの方がシャッタースピードより速いのか


今日は一日雨模様
月一テニスも中止になりました。
旅行中に溜まった細かい家事をしなくては

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梅雨入りしましたね~雨上がりの庭

2023年06月10日 09時59分28秒 | 庭作り(2014April~)

関東南部も昨日梅雨入りしました。
いよいよ雨の季節
アナベルの花が白くなってきました。

冬に剪定したエルサレムセージ(フロミス・フルティコサ)も沢山花を咲かせています。
「セージ」と名前がついていますが「サルビア」の仲間ではないそうです。

段々になって咲くユニークな花で、道行く方から「いつも珍しい花が咲いていますね」と声を掛けられる筆頭かな

ヤローとリクニス・コロナリア・アルバがゴチャゴチャになっております


ラムズイヤーはかなり大株になって、沢山咲ています。
過去最高の咲き様で、よっぽど此処が気にいったみたい。

ジギタリス・カフェクリームは一番花が終わって、脇から再び咲き始めたようです。


クガイソウ(ベロニカストラム)が、今年は沢山花を付けました。
株が充実してきた証拠でしょうか
昨年までは、いつ枯れるのか心配していましたが、持ち直しましたかね~

ブラシのような雰囲気は、花から雄蕊が飛び出しているからでしょうか。


フクシア・エンジェルスイヤリングも咲いています。
フクシアは夏に枯れるのがお約束ですが、この種は半日陰で育てると夏越しする耐暑性のあるタイプです。


その他色々と初夏の花が咲いてきました。
続は明日にでも~
今日は貴重な晴れ間のようなので、駐車場側の除草、頑張りま~す

今朝のTV[旅サラダ」で美瑛~旭川が紹介されていました。
「上野ファーム」がキー局の番組で紹介されていて、ちょっと嬉しい
映えスポットより花をと思いましたが、北海道のガーデンの魅力がもっと広がって欲しいわ~

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舞台「ART」

2023年06月09日 19時25分44秒 | ライフスタイル

今日は世田谷パブリックシアターで舞台「ART」を観てきました。
舞台役者としての大泉洋を一度観たいと思っていたので。

チケットぴあのサイトでプレリザーブしようと思ったら、ぴあカードを持っていないと申し込みができず断念
一般販売を狙いましたが、当日用があって発売から3時間ほど経ってからサイトを見たら売り切れ
いざとなったら当日券か
と思っていたら、しばらくして追加販売があって、その際は発売開始時にPCの前でスタンバイできたので、なんとがチケットをゲットできました
たいへ~ん
そのかいあって、とても面白い&興味深い舞台を観ることができました。

登場人物は三人の親友たち
イッセー尾形さん、小日向文世さん、そして大泉洋ちゃん
この三人の、ある意味辛辣な会話劇であり人間(たぶん)喜劇かな。
名優二人に洋ちゃんがどう絡むのか気になっていましたが、洋ちゃんの早口の長セリフの後に拍手が沸いて、とても嬉しかったです
三人の友人の関係性の中で、ピッタリなキャラクターだったから、より観る側も入り込めたのかもしれません。
舞台役者☆大泉洋のフアンになりました
(日曜劇場「ラストマン」もちろん観てます

パンフレットは親友三人のトラブルの発端となる「白い絵」にちなんだ真っ白さ。



物語自体は万人にお勧めできるわけではないけれど、こうした一寸心に刺さるような舞台、結構好きです
名優お二人、軽やかに演じられていたような気がします。


折角なのでビルの26階の展望フロアーへ上ってみました。
雨上がり、たぶん新宿副都心が靄っとみえました。


人気のお芝居のチケット争奪戦は本当に大変ですね。
でも機会があったらまた足を運びたいです。

そしていつかバレイを、再びオペラを、観に行きたいわ~

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帰宅直後のマイガーデン

2023年06月08日 08時29分50秒 | 庭作り(2014April~)

6月5日(月)

帰宅した翌朝、早速自分の庭をチェック
10日ほど留守にしたら、やはり植物は成長し蕾は開花していました。

すっかり色づいた玄関前のアジサイ・エンドレスサマー
四季咲きミニヘメロカリスも咲いていました。

ガクアジサイ・隅田の花火も水色に

本花が開き始めていました。
例年より少し早いかも

クレマチス篭口は次々咲いていたようです。
どのタイミングで強剪定しましょうかね~

東道路側ではテリハノイバラが満開をちょっと過ぎ始め、アナベルが色付いていました。

テリハノイバラの花が、昨年より多い気がします。

可愛い白い花に赤みが差しているのは、雨に当たって傷んだせいなのかな

アナベルは黄緑色から白に移行中かな。


オープンスペース周りでは赤紫色のモナルダの花が終わりかけていた
帰省前は蕾だったのに~
でも今年も咲いてくれて嬉しいです。

ヘメロカリス・リトルソーシーレディが咲き始めていました。
我が家の本格的ユリの季節の到来を知らせる花です。

早生のブルーベリーが色付いて食べごろになっていました。
昨年収穫しすぎたせいなのか、今年の生りは少ないけど、毎日摘まんで食べられそうです。

ブラックレースフラワーが庭のアチコチで大きく育ちすぎ



私が留守の間に関東南部も大雨が降りました。
家族は一度も庭の水撒きをせずに済んだそうです。
ただ被害地域もあったので、大雨には気をつけなくてはいけませんね。

明日からまた雨の予報なので、今日はしっかり庭仕事して梅雨に備えなくては。
帰宅して一週間ほどたち、庭の様子がまた少し変わってきていますし、雨のおかげで雑草も伸び放題になっていますし
藪蚊対策万全にして、ガーデニング、頑張りま~す

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北海道ボールパークと銀河庭園で青い花を見る

2023年06月07日 14時51分07秒 | 北海道ガーデン巡り

6月3日(土)
「界 ポロト」を後にして、札幌へ向かう途中、北広島にできた「北海道ボールパークFビレッジ」へ立寄りました。
目的はこのFビレッジのガーデンを見る事。

北広島駅から連絡バスで数分で到着しました。
この日は耐寒気温が14、5度で風が冷たく寒くて体が冷えてしまったので、まずは球場エスコンフィールドHOKKAIDO内へ
試合のない日は無料で中へ入れるそうです。
以前、西武所沢球場を訪れたことがありますが、雰囲気が全く違う
グラウンドが目の前にある感じ。
臨場感がハンパなく、野球好きではないけれど、一度この球場でゲームを観てみたいと思うほど

WBC(ワールドベースボールクラシック)での優勝も記憶に新しく、日ハムの選手でもあったダルビッシュ有選手と大谷翔平選手の壁いっぱいの壁画も圧倒的な迫力で、その前で記念写真を撮りました。

二階には「七つ星横丁」というフードコートもあり、グルメな食事ができるようです。

すっかり体が冷えた私たちはフードコートにある「たべるスープ」で、スープカレーを頂きました。
紙製のトレイに野球場の絵が描いてあり、ちょっと楽しい
スープカレーはちゃんと美味しい


エスコンフィールド内をグルグル探検し、体が少し温まったのと、風が弱まり雨が上がったようなのでガーデン散策へ
北海道ボールパークFビレッジ内のガーデン「fビレッジガーデン」は、チェルシーフラワーショーで金賞をとった帯広が拠点の二人のガーデナーが造っているので、是非訪れてみたいと思っていたわけ。
このガーデンには三つのエリアがあり、それぞれにコンセプトがあり、各エリアごとに説明のパネルが設置されていました。
「ワンダーガーデン」は「子どもと大人のセンスオブワンダーと五感を呼び起こす」がコンセプトだそうです。
青と白のアリウムが満開

遅咲きのチューリップも咲いていました。
道央と言えども、案外寒いのかもしれません。

アストランチアも見つけました。


「ゲートウェイガーデン」は「ダイナミックでおおらかな植栽」なのだとか。
作りたてな上、6月初旬の北海道では、まだその雰囲気は感じられませんが、秋には金色の穂が揺れるガーデンになるようです。

ここでも青い花が咲いていました。


エスコンフィールドHOKKAIDOの外観は、超カッコイイです
野球場と思えないな~
その前に池があります。
この池の周りが「水辺&ピクニックガーデン」

クリンソウやアヤメが咲いていました。

できたばかりのガーデンで、宿根草が大きく育っていないので少し植栽が寂しい感じですが、北海道はこれからぐんぐんと植物が育つので、秋にはコンセプトに沿ったガーデンになっている事でしょう。
それをまた見に行きたいと思います。

小腹が空いたので、Fビレッジ敷地内にある農業学習施設「クボタ アグリ フロント」のカフェでおやつタイム
グランドオープンは6月30日で、カフェのみ先行オープンしたそうです。
丁度カフェ前にポタジェ(キッチンガーデン)を作る準備をしていました。
義妹は米粉のロールケーキを、私はアップルパイを頂きました。
美味しかったですよ

野球以外にも、本当に色々楽しめそうな北海道ボールパーク。
新千歳空港から札幌へ向かう途中に在るので、JRを途中下車して立ち寄るのにも良さそうです。
新しい帰省の楽しみができたし、大満足の訪問となりました
にしても、寒かった


6月4日(日)
いよいよ帰宅日
飛行機に乗る前に、札幌から新千歳空港へ向かう途中に立ち寄れる恵庭にある「えこりん村」内の「銀河庭園」へ
この日も寒く雨の予報でしたが、とりあえず行ってみると恵庭は曇空でした。

銀河庭園の入り口は花が一杯のフォトスポット

奥へ向かう道沿いは、春の球根花が終わった後で落ち着いた感じに。

可愛い黄色の花と、シモツケの新芽の赤が彩りになっていました。
シモツケのこんな使い方も良いですね。


メイズは草原ぽくなっていました。

このナチュラルな雰囲気、なんか、イイ


シンメトリーのエリアではホスタが大きく育ってきているようです。


アストランチアと・・・この花は何だろう
可愛らしい組み合わせです。


トレリスガーデンではテーマカラーのブルーの花が満開でした。
カマッシアとゲラニウムとストケシアのトリオが、青々しい


ボートレースガーデンでも青いシベリアアヤメとその園芸種等、青い花が満開でした。
このスクッと立ち上がったアヤメ類のスタイリッシュなフォルム、カッコ良いです

白いアリウムも咲いていました。
ホスタの葉の広がり=面と、アヤメの線、アリウムは点でしょうか
コントラストが面白いです。

大好きなドラゴンガーデンでは紫色のアリウムが満開を迎えようとしていました。
北海道が気温が低いので、アリウムの花も長く楽しめるような気がします。

オレンジ色の花が咲くユーフォルビア
北海道でも越冬するのですね~
ドラゴンガーデンから見下ろす景色も好き

ガーデン奥では可愛い花が咲いていました。

巨大なロックガーデンだこと
石の力を感じます。

まだバラは咲いていないけれど、ロズビィのバラ畑で見つけたこんなシーンも好きだな~

と、この辺りで雨が本格的に降り始め、これ以上の滞在を断念して空港へ向かいました。
銀河庭園もこれから本格的に花が増え、まもなく薔薇の季節を迎えることでしょう。
帰宅前&帰省前に気軽に立ち寄れる場所にガーデンがあって嬉しい限りです。

5月下旬から始まった長々とした私の北海道帰省旅にお付き合いくださり、ありがとうございます
いつもブログを読んでいただいている方々と、検索で当ブログを訪れた方々の、北海道旅行の参考になれば嬉しいです。

明日からマイガーデンに戻ります。
6月初旬のマイガーデン、今年はどんな感じになることやら

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ウポポイと界ポロト~アイヌ文化体験

2023年06月06日 17時41分10秒 | 旅の記憶

イランカラプテ

6月2日(金)
9時に札幌駅で義妹と待ち合わせてJRで白老町へ
ウポポイ(民族共生象徴空間)」を訪れるためです。
2020年、コロナ禍真っ盛りにオープンしたせいもあり、帰省のついでに出向くことがはばかられましたが、ようやく訪れることができました。

ウポポイのPRキャラクターのトゥレッポんが出迎えてくれました。
トゥレッポんはトゥレプ(オオウバユリ)の年頃の女の子。

「いざないの回廊」には木々や動物が描かれています。

まずはパンフレットをもとに、少し早いランチをしながら、今後の作戦を練ることにしました。
というのも、博物館や屋外施設の鑑賞以外に沢山のプログラムがあり、体験できるプログラムはできるだけ参加しようと思っていたからです。
「焚火ダイニングキッチン ハルランナ」はログハウスのような雰囲気でした。

まずはアイヌ料理で使われる野草を使ったパンと、魚主体のスープのセットを
このスープの味が、私にとってはどこか懐かしい味だったんですよね~

メインはテレビ番組でチームナックスのメンバーが食べていた鹿肉料理を
鹿肉のローストが柔らかく味に癖がなく美味しくて、エゾ鹿肉料理を食べたことのある私と義妹は、どうしたらこんな風に調理できるのだろうとあれこれ考えを巡らせながら頂きました


スケジュール表と格闘した結果、まずは短編映像「カムイ ユカㇻ」を観ることに。
立体的なアニメショーンになっており、物語からアイヌ文化や伝承を感じることができました。

園内では季節の花が咲いていました。


ひとつでもアイヌ文化体験をしたいと思っていたので、数ある中からアイヌ刺繡を選びました。
アイヌ文様が書かれた布に刺繍していきます。
チェーンステッチをするのは久しぶりで、どうしても輪が大きくなってしまう
でも自分で刺した刺繍のコースターは、大事な思い出の品になりました

その後手仕事のコーナーを拝見
アイヌ刺繡が素晴らしくて


そして一番気になっていた野草コーナーへ
古くから山菜として食べられている北海道の野草

植物にはアイヌ語と日本語の表記があり、使用目的など解説が書かれていました。
「ノヤ」(写真中)は昼食で食べたパンに入っていたかもしれません。


チセはアイヌの住居
大きなチセは展示用に作ったものだそうです。

チセの中も拝見しました。


いよいよ博物館へ



目の前がポロト湖で、稜線も見え、見晴らしがとても良い素晴らしい立地です。

博物館ではアイヌ文化に由来した様々な道具や衣服等の品々が展示されていました。

北海道出身の私としては、展示全体に少し物足りなさも感じましたが、あらためてアイヌの方々の自然とともに生きる考え方と暮らしぶりを知れて、興味深かったです。

写真はありませんが、最後に体験交流ホールで伝統芸能上演を鑑賞しました。
「シノッ」というプログラムを通して、各地のアイヌ民族が受け継いできた歌や踊りを楽しむことができました

ウポポイ内ではアイヌ語を公用語として使用しようとしているそうで、スタッフの名前にもアイヌ語のニックネームがつけられていました。
もっと色々体験してみたかったので、機会があったら再訪しようと思っています。

気が付くと17時近くになっていて、焦ってホテルへ向かいました
この日泊まるホテルがポロト湖の向こう側に見えました。




ホテルはウポポイの隣にある星野リゾートの宿「界 ポロト
なんと私、昨年のことりっぷのイベントで星野リゾートのInstagramキャンペーンに参加して、「界ポロト」の無料宿泊券が当たったのです
なまらラッキーでないかい

 

エントランスから館内へのアプローチが長く、それは「非日常感を味わっていただくため」とか。
いちいちお洒落です。

湧き水が流れる小川に導かれるがごとく館内へ
白樺林をイメージしているのでしょうね。


お部屋は4階のスタンダードツイン
全室ポロト湖に面しており、窓から見える風景が夕暮れはしっとりと落ち着いてとても綺麗
囲炉裏を模したテーブルやアイヌ文様のクッションなど、ウポポイとリンクしているかのようです。

落ち着いた雰囲気のベッド側。
寝心地も良かったです。


ロビーではアイヌ文化などに関した書籍があったり、北海道の植物由来の乾燥ハーブが取り揃えられ、自身でハーブティーを作って飲めるようになっていました。
オリジナルブレンドのハーブティーを作ってみましたよ

夕食は半個室のレストランで
担当者がついてくれます。
ポロト湖の風景を眺めながら義妹と赤紫蘇スパークリングで乾杯しました
熊さんの陶器が可愛いです。

煮物椀は鮑真薯、白葱、青柚子、あおさ海苔
どれも美味しかった中で、このお料理が一番好きかな

宝楽盛りにはふくろうのオブジェが添えられていました。
こうした飾りも「北海道ならでは感」をかもしています。
酢の物が「なまこぽん酢」で、これには感激しました
今どき、なかなか海鼠が食べられないし、大好きなもので。

揚げ物、蓋物、焼き物、食事、デザート等
どれも大変美味しくいただきました

星野リゾートの「界」シリーズは「温泉宿」がコンセプトのようで、「界ポロト」はそれが「モール温泉」なのです。
モール温泉は北海道でも珍しい温泉で、とにかく肌がしっとりします。
「△の湯」と「〇の湯」をはしごして入浴しました。

写真はありませんが、夜は暖炉の周りで「ケトゥンニBAR」が開かれます。
アイヌ文化に思いを寄せながらゆったりした気分で、北海道所縁のお酒を味わう~
贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

そのおかげか、よく眠れましたが、朝陽が部屋に入るのが早くて~
朝は晴れて、遠景に樽前山がちらりとみえたような気が~

朝食も庭を眺めながら頂きました。

鍋物は「シャケとじゃがいものすり流し鍋」で、半分ほど汁物として頂いたらバターを入れて味を変え、ご飯にかけてリゾット風にして食べるという仕掛け。
どれも美味しくいただきました。


チェックアウトする前に暖炉周りで「イケマと花香の魔除け作り」をしました。

小さな袋には「イケマ」のかけらが入っており、それが魔除けになるそうで、その他にコーンフラワー、白樺の葉、カレンデュラのドライフラワーを足して、紙を折りながら包んでいきます。
丁寧に教えていただいて、私もお手本どおりに作ることができました。
とても楽しかった


義妹とアレもコレもと楽しみました
部屋も食事もサービスも、そしてアクティビティーもと、大満足の滞在となりました。
ホテル自体がアイヌ文化に寄り添って、エシカルとでもいうのでしょうか、環境に配慮していることも知れました。
こういう貴重な機会を与えていただいたことと、ホスピタリティーに感謝感謝

ヒンナヒンナ

 

最終日に続く

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