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卍の城物語

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ひきずるビート/まで。/MASS OF THE FERMENTING DREGS

2010-02-17 01:31:01 | ロック
「マスドレ」こと「MASS OF THE FERMENTING DREGS」がメジャーデビューシングルをリリースしたのでレビュー♪

もともと女子3人組のバンドだったが、ドラムの後藤玲子が1stアルバムレコーディング後に脱退。
その後の2ndアルバムのレコーディングやライブでのサポートメンバーとしてドラムを担当していたのが吉野功。
彼が正式にバンドメンバーとして加入し、そしてリリースされたのが今回のシングル「ひきずるビート/まで」(両A面)

1.ひきずるビート
心地よいベコベコベースが唸りながらのイントロ。その後は吉野の爆裂ドラムが光る。
孤高の女ギタリスト・智恵美のギターリフフレーズも鋭利でクール。
菜津子のボーカルもロックに歌い上げてるし、ベースラインすら歌ってる。
一旦ブレイクしてからのギターソロもカッチョイイ。
歌メロも結構キャッチ-だし、轟音バンドサウンドも益々磨きがかかってる。
シングルカットして然るべきの、マスドレの代表作になるであろう快作だ。

2.まで。
全体的なメロは結構ポップなんであるが、マスドレというバンドはこれを無理矢理ハードロックにしてしまう。
ラブソングみたいな歌詞だし、もっとトーンダウンしてもいいと思うが、これはこれで面白い。
両A面というにはちょっと弱いと思うのだが・・・。

どちらも作詞は宮本菜津子。作曲はマスドレ全員。
3人だけでここまでの音を出すのは凄い!!さすがマスドレはセンス抜群だと思う。

吉野は新メンバーといってもサポート歴が長いから、相性は抜群。
去年のアラバキロックフェスでマスドレ観た時は圧倒されたし、その時もサポートメンバーだった吉野との相性はピッタリで、そのまま正式メンバーになるかもしれんな、と感じたほどで、実際そうなったから当然の成り行きであろう。

CDは二曲のみだが、なんとオマケでDVDも付いてます。
09年10月16日「高円寺20000V」で行われたライヴを収録。
1.かくいうもの
2.青い、濃い、橙色の日
3.ハイライト
4.delusionalism
(5.ベア-ズ)

2ndから2曲、1stから2曲を披露。
ま、カッコいいんだが、しかし音が悪いね・・・。どこのライブハウスだよここ。
オマケDVDだから4曲のみは仕方ないとしても、マスドレの最高傑作「ベア-ズ」が何故かダイジェストでランダムに流れる(オフショットのBGMみたいな)という、この手法はなんか腹たったわ。
「ベア-ズ」はちゃんと完パケでお送りしないと意味はない。だったら収録してない方がまだいい。

ライブの感想はいろいろあるが、それは来月末の仙台でのマスドレワンマンライヴを観た後に改めて述べたい。こんなもんじゃないだろと、それは確かであるから。

それにしてもマスドレはもっともっと注目されてもいいと思うんだけどなぁ・・・。

オススメ度(ロック評価)・☆☆☆☆

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (YUMA)
2010-02-26 22:05:27
はじめまして。先日はトラックバックありがとうございました。

メジャーデビューしてもその荒々しい轟音サウンドは変わりませんね。「ひきずるビート」は間奏の展開がカッコよすぎてたまらない!

「まで。」は驚くほどポップですが、これはこれで悪くないかも。

というか、ライブを見てみたいな。

>>両A面というにはちょっと弱いと思うのだが・・・。
確かに、これまでの楽曲に比べると「まで。」のインパクトは少ない気が。
返信する
無類のマスドレ好き吉田栄作 (マーズれい郎)
2010-02-27 13:50:55
YUMAさんコメントありがとうございます。

マスドレのシングル最強ですね。
ヘビーローテーションです。

「まで。」のポップさを掻き消そうとする爆裂ドラムがそんなに合ってないのが逆に面白いかも。

ライブはフェスで一度見たきりですが、最高でしたね。

ワンマンツアーには参戦するのでそれも楽しみです。
返信する

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