
2009年3月に3rdアルバム「告白」発売を控えて、今一度チャットモンチ-のデビュー版ミニアルバム「chatmonchy has come」の素晴らしさを振り返ってみたいと思う。
2005年11月にミニアルバムという形で鮮烈なデビューを飾ったチャットモンチ-。大袈裟な言い方だが、一部の音楽メディアからロックファンにはそう感じられていた事だろう。
「ロッキンオン」誌に於いては「ポップの奇跡」という最高の形容さえ受けた。
チャットモンチ-は純粋なロックバンドであるが、ポップスも平気で歌う二面性があるが、そのキャッチ-なメロディを作るポップセンスを十二分に感じられる作品がこのデビューミニアルバムの「chatmonchy has come」である。
1.「ハナノユメ」
文句なしのチャットモンチ-の代表曲。このアルバムのリードトラックである。ポップセンス光る抜群のメロディと女の子と思えぬハードなプレイ。そしてキュートなボーカル。ロックシーンに一石を投じた意欲作。作詞はクミコ。チャットファンはみんな大好き。
2.「DEMO、恋はサーカス」
これまたポップでノリノリなナンバー。作詞はえっチャンとアッコの全作品唯一の競作。(「夢心地」という番外編もあるけどね)
ライブ感溢れるコーダ部もいいです。
3.「ツマサキ」
恋愛至上主義的少女趣味チューン。アッコ作詞の超ムネキュンな可愛い過ぎるラブソングだが、ここまで行ききってると気持ち良くて大好きな曲です。
4.「惚たる蛍」
えっチャン作詞で後半部はトラディショナルソングの引用というある意味実験的な作品だし、独特な詞の世界観とラウドなサウンドのギャップが良く、夏の夜に聴きたくなる曲だ。
5.「夕日哀愁列車」
これもえっチャン作詞。オーバーダブ多用でオルタナ感を出しつつも、キュートなボーカルとコーラスがズバリ、ガールズロックそのものと直感できるポップロックナンバーである。
6.「サラバ青春」
もはや卒業アンセムとなりつつある青春エレジー。作詞はクミコ。
学生時代のチャットモンチ-のメンバーの勝手なイメージだけど、えっチャンはロック一筋。アッコは恋愛一筋。クミコは友達一筋であったと推測される。クミコはあんな性格だから、友達も多く誰からも慕われていたであろう。高校の卒業といえば、友達という宝物に別れを告げねばならない、しかも否が応でも大人に成らねばならない非常な瞬間、そんな卒業を嘆いた美しい詞はクミコにしか書けない。
そんな詞と絶妙なポップメロディを纏った最強のサヨナラソングがあるからこそチャットモンチ-は最強なのである。
今やギターのオーバーダブをしなくなったチャットだが、この時点では自然の流れで結構重ねている。
演奏やコーラスなど荒っぽい場面が多く、そこはチャットモンチ-の実力の低さ、そして初めてプロデューサーになったいしわたり淳治のプロデュース能力の低さなのだが、そこはお互いのデビュー盤であって、そこからハイスピードで成長していくので温かく見守ることが出来る。
今でもライブの定番となる曲が多数収録されているこのミニアルバムはチャットモンチ-のポップ面が存分に体感出来、ノイズギター唸るオルタナロック面のチャットモンチ-が好きな自分も愛してしまう可愛いミニアルバムです。
ロックの救世主の輝かしい歩み・・・、全てはここから始まった!
オススメ度(ロック評価)・☆☆☆☆
2005年11月にミニアルバムという形で鮮烈なデビューを飾ったチャットモンチ-。大袈裟な言い方だが、一部の音楽メディアからロックファンにはそう感じられていた事だろう。
「ロッキンオン」誌に於いては「ポップの奇跡」という最高の形容さえ受けた。
チャットモンチ-は純粋なロックバンドであるが、ポップスも平気で歌う二面性があるが、そのキャッチ-なメロディを作るポップセンスを十二分に感じられる作品がこのデビューミニアルバムの「chatmonchy has come」である。
1.「ハナノユメ」
文句なしのチャットモンチ-の代表曲。このアルバムのリードトラックである。ポップセンス光る抜群のメロディと女の子と思えぬハードなプレイ。そしてキュートなボーカル。ロックシーンに一石を投じた意欲作。作詞はクミコ。チャットファンはみんな大好き。
2.「DEMO、恋はサーカス」
これまたポップでノリノリなナンバー。作詞はえっチャンとアッコの全作品唯一の競作。(「夢心地」という番外編もあるけどね)
ライブ感溢れるコーダ部もいいです。
3.「ツマサキ」
恋愛至上主義的少女趣味チューン。アッコ作詞の超ムネキュンな可愛い過ぎるラブソングだが、ここまで行ききってると気持ち良くて大好きな曲です。
4.「惚たる蛍」
えっチャン作詞で後半部はトラディショナルソングの引用というある意味実験的な作品だし、独特な詞の世界観とラウドなサウンドのギャップが良く、夏の夜に聴きたくなる曲だ。
5.「夕日哀愁列車」
これもえっチャン作詞。オーバーダブ多用でオルタナ感を出しつつも、キュートなボーカルとコーラスがズバリ、ガールズロックそのものと直感できるポップロックナンバーである。
6.「サラバ青春」
もはや卒業アンセムとなりつつある青春エレジー。作詞はクミコ。
学生時代のチャットモンチ-のメンバーの勝手なイメージだけど、えっチャンはロック一筋。アッコは恋愛一筋。クミコは友達一筋であったと推測される。クミコはあんな性格だから、友達も多く誰からも慕われていたであろう。高校の卒業といえば、友達という宝物に別れを告げねばならない、しかも否が応でも大人に成らねばならない非常な瞬間、そんな卒業を嘆いた美しい詞はクミコにしか書けない。
そんな詞と絶妙なポップメロディを纏った最強のサヨナラソングがあるからこそチャットモンチ-は最強なのである。
今やギターのオーバーダブをしなくなったチャットだが、この時点では自然の流れで結構重ねている。
演奏やコーラスなど荒っぽい場面が多く、そこはチャットモンチ-の実力の低さ、そして初めてプロデューサーになったいしわたり淳治のプロデュース能力の低さなのだが、そこはお互いのデビュー盤であって、そこからハイスピードで成長していくので温かく見守ることが出来る。
今でもライブの定番となる曲が多数収録されているこのミニアルバムはチャットモンチ-のポップ面が存分に体感出来、ノイズギター唸るオルタナロック面のチャットモンチ-が好きな自分も愛してしまう可愛いミニアルバムです。
ロックの救世主の輝かしい歩み・・・、全てはここから始まった!
オススメ度(ロック評価)・☆☆☆☆