Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

436回

2007-01-15 11:00:00 | アート・文化

 睦月半ば、正月気分も失せて日常の煩雑に戻りつつある世間一般ですね。

     「冬の海」

 海岸道路の車窓から見渡せる海原

冬の日本海の雲間から幾筋も光が降りて

静かな海面を煌かせている

車内の私はゆっくりと鑑賞も出来ない運転中

それでも眩く輝く太い虹彩の水平線が確認できる

エネルギーの帯となって銀色に海を弾く水平線

太陽光が作る確りとした輝きは太く、帯となり水平線と同化する

他の穏やかな初春の水平線を従えて

自ずとその存在感を知らしめている

代しめし、降臨し、松の栄えさえ約束してくれそうな

そんな冬の日のある午後にみせる御技

穏やかな海に差し込む幾重もの太陽光線

メタルシルバーの太い水平線を一部とする海に

冬の海に見た感慨、無量の光のエネルギー

私の目を射て私の心を射て

注視出来ぬほどの無量の光の君臨