今年は早めに頂いたホワイトデーのチョコレートですが、思いだしてみると、毎年チョコレートを買って直ぐ、早めにバレンタインデーのチョコレートを上げるようになってから何年目かに、バレンタインデーはまだ先なのに…と言われたこともあります。その日丁度に、行事ピッタリに送る物だという感覚は若い人程強いのではないでしょうか。その日に行うからこそ意味がある、そう言った感じなのだと思います。カレンダーがめくってない、月日の遅れたカレンダーが壁に掛けてあるような違和感、失望感なのだと思います。
ところが、私くらいになると、先の事は分からない、出来る時にしておこうという感じになってしまいます。向こうも早めの方が嬉しいだろう、ぼうやりとそんな事を考えたりします。カレンダーの方はうっかり忘れですが、仕様が無いですね、これはいけません。
先日も、まだ1月のカレンダーが壁に掛けてありびっくりしてしまいました。半月近くも気づかないなんて自分ながらに異常です。如何したんでしょうか、何に気を取られていたのでしょう?自己分析してみると、雪、大雪、雪掻き、そしてやはりバレンタインデーですね、行事が詰まっていただけに壁のカレンダーに全く気付いていなかったようです。
加えて、1月の日帰り旅行のお土産を相手先に渡す事にも気を取られていました。この冬の事、外に出る時は雪搔きに追われ、雪に集中し過ぎていたらしくなかなか気づけなかったのです。漸く先日渡す事が出来ました。寒気も緩み、諸事ホッとして壁のカレンダーを見ると、1月、え!と驚愕!です。
2月。2月。思えば家に昔よく遊びに来た甥っ子が、家の中のカレンダーを見て回り月を確かめていた事を思い出します。両親2人暮らしの時には月が替わっていないカレンダーがよく掛けてあったようです。同居していて気づきました。
私の部屋のカレンダーが変わっていなかった時には、非常にがっかりした様子でした。伯母さんもかとがっかりしていました。若い子って妙に律義なところがある物です、正義感が強いというか、四角四面というか、融通が利かないというか、その後甥っ子もカレンダーを見て回る事は止めてしまいました。世慣れたという事なのかもしれませんね、精神的にも段々と逞しくなっていくものなのでしょう。定時収入があるようになると良いですね、頑張ってね。