上げる母がいて、貰う子供がいる立場の私です。両方書く事が出来ます。
母へは、鉢花をプレゼントしました。母の好きなマーガレットをインターネット購入して送りました。配達日を指定しなかったので、10日過ぎに届いたようです。母から電話がありました。
「貰った菊だけど、誰も要らないというし、世話できないという話で、引き取りに来てと行って欲しいと言われた。」
との事でした。留守電に入っていました。母自身世話できない状態だとは思わなくて、部屋に飾って、水やりして眺めていれば気が紛れるかなと思い、丁度カタログで目に留まった「母の日プレゼント用のマーガレット鉢」を送ったのですが、母や施設では迷惑だったようです。
そうか、施設では食べ物も無難なプレゼントではなく、世話をする鉢花も母自身の楽しみにはならないのだなと、改めて高齢者の実態という物を感じました。何もしない方が良かったかなと思う結果になりました。
今年の花見の後、母は膝に炎症を起こし高熱が出てしまいました。話を聞いて思ったのですが、私の前に叔父が花見に連れ出し、その後私、そして施設でもお花見や桜、菜の花、藤と、気候の良い時期に花の季節に合わせて外出行事があったようです。これでは母が疲れて膝が炎症を起こすわけだと、これからは施設だけの行事でよいと判断しました。会いに行かない分、母の日のプレゼントを贈っておこうと思ったのですが、プレゼントについても考えてしまいました。母の実態がつかめない状態でした。
そこで、あれこれと何でもするのは止めた方が良いという判断になりました。母の電話があった翌日、以前の責任者の方から電話があり、手違いで何でも電話させて申し訳ないとの事でした。鉢花は、施設の皆で、世話して楽しく眺めますとの事でした。ほっとしました。それで、送った責任上ジョウロや肥料を持参しました。
かなり弱って来ているだろう母向けに、肥料は液肥、希釈し無いストレートタイプにしました。ジョウロも理科の実験で使う蒸留水入れの様なポリ容器があり、ちゃんと水差しとして売られていました。軽くて便利そうです。鉢皿も家にあった物を洗って持って行きました。後々の出費に備え、普段、費用はあまり掛けないように気を付けています。安価にワンコイン程で済みました。
さて、実際に看護する人達に出会うと、文句流出という感じでした。人の世話だけで手いっぱいなのに、花の世話までさせられるとは、という感じだったんです。施設には人が増えていました。毎月届くお便りでも写真の人が増えたなと感じていました。看護の人達も多忙になった変化に忙しい盛りだったようです。こんな時に不運にも母の日が巡って来たと言えばそうなのですが、こちらであれこれ母の環境を考えなくてもよいなと感じた今年の母の日でした。
如何しましょう。貰った母の日プレゼントの方に付いて書くスペースが無い感じです。こちらは、私が今春落として壊してしまったドラえもんトースターを貰いました。やはり子供がインターネット購入した新品です。かなり早くに貰いました。4月です。商品が無くなると困ると思ったそうです。値段を聞いてびっくり!何しろ私が持っていた物は引っ越し業者さんのアンケートプレゼントの無料品でしたから、お金をかけてくれたことに感謝しなければいけませんね。経済観念が頭をもたげたことは、勿論です。お母さん、主婦ですからね。でも、「ありがとう。嬉しいわ。」といって置きました。私って、子供に甘いお母さんですから。
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