2020.10.23(金)
ネパールつながりの友人からその又友人(志摩悦子さん;写真ゼミのお仲間だそう)の写真展の案内を戴きましたので、行ってきました。
何年か前に友人が個展を開いたのと同じ アイデムフォトギャラリー「シリウス」。 地下鉄丸の内線・新宿御苑前駅の近くです。
10/23(木)~ 28(水) 最終日は15:00まで 日曜休館 入場無料
写真のことはよく分からない私ですが、戴いたはがきに写っていた緑の繭があまりにステキで写真に釘付けとなりました。
緑の繭からはそれはそれはきれいなうす~い緑色をした糸が紡ぎ出されていました。(私の写真では色があまり出ていなくて残念ですが)
今回の写真展のテーマが 「天蚕・養蚕」 のようです。
志摩さん自身 群馬県に住んでいらっしゃるのですが、養蚕の火を絶やさないようにとがんばっていらっしゃる群馬の農家さんに通い続けて撮り貯ためた写真だそう。
写真展会場の写真、写してもよいとのことでしたので撮らせていただいたのですが、どうしても曲がってしまってうまくは撮れませんでした。
志摩さんお許しくださ~い。
会場全景は撮れないので一部だけですがやっぱりボケてしまいました。
私の行ったことのある中の条町や六合村などの地名が撮影地としてありました。
会場で一番先に目にしたこの↓天蚕の写真にも目が点。
あまりにもいいとこを捉えていてすばらしすぎ・・・。
天蚕というものがあるということだけは知っていましたが、自然界にいる天然の蚕・・・というくらいで詳しいことは何も知りませんでした。
クヌギの木で育つのだそうですね。
蚕(天蚕だけだったかな?)の卵は群馬にあるわけではなく、四国のほうから取り寄せるのだそうですよ。
私がブログで拝見する人たちの写真もそうですが、志摩さんの写真も自然がテーマのほのぼのとした心安らぐようなものばかり。
野のお地蔵さんなどもそうです。
以下写真はうまく撮れなかったのですが、たくさんあった中から天蚕・養蚕に関係するほんの一部を紹介いたします。
養蚕農家の住宅(今は養蚕はやっていないけれど中を見せていただくことはできるそう)
昔はこのような桑畑がたくさんあったものですが、今はほんの少しだけと。
桑の葉を食べる蚕 ↓
“まぶし” と呼ぶわらに作られた繭↓
蚕棚から抜け出してこんなところ(梁)に繭を作ってしまったものも↓
蚕の神社(蚕(本当は旧漢字)稲荷大神)もあるようです。
神社に納められている 「蚕額(さんがく)」
神楽も蚕に関係あるもののよう。
こんな風にして糸にするのですね。
春駒まつり ステキな光景ですね~。
出版なさった写真集の表紙に使われていました。
裏表紙のこれは↓樹齢1500年もの桑の木だそう。すごいですね~。
初日はお客様も多く大変だったようですが、2日目のこの日は雨ということもあってかそれほど混みあってはおらず、おかげですばらしい写真の数々をかれこれ1時間も解説付きで見せて頂きました。
外に出ると、目に入ったのがこの絵。新宿区の電気関係の設備?
ただのグレーの箱が並んでいるよりも、こんな子供の絵があったほうが微笑ましくていいですね。
午後も1時を過ぎていましたので近くの丸亀製麺で手軽にお食事を済ませました。
数あるメニューの中からこのごぼう天。
トッピングもいろいろあって迷ってしまいますが、ごぼうはコリコリしてとてもおいしかったです。
写真展の写真や子供の絵、おなかも満足して帰宅の途につきました。