9度目のネパールは2011.10/26(水)~11/10(木)まででした。
タイでの洪水のニュースが連日報道され、バンコクでトランジットする私は 「空港は大丈夫かしら」 と心配しながら出かけましたが、往復とも空港は全く問題はありませんでした。
今回もいつもと変わり映えのしない旅となりましたので、簡単に ①学校見学をさせて頂いた時の様子と ②7歳の女の子連れでダンプスまで行ってきたことだけを紹介して終わりにしたいと思います。
学校見学は10/29(土)~30日(日)の一泊二日がかりでした。
きっかけは一昨年、ネパールのホテルでたまたまお話をさせて頂いた北海道・札幌在住の馬場様ご夫妻が息子様を病気で亡くされ、その退職金で学校を建てられ毎年訪問しているということをお聞きしたことでした。
今まで何の縁があったわけでもない私の無理なお願いを快く引き受けて下さったという経緯があり、とても感謝しています。
2011.10/29日(土)
朝8時 カトマンドゥの中心ともいえるタメル地区にあるホテルを出発。 車はチャーターした白のワンボックスカー。
馬場様ご夫妻と学校のある地域ご出身ということで毎年お世話になっているという(今年で8年目だそうです)旅行会社勤務のシバさんとそのお兄様のバスさん、それに私と運転手さんの計6人です。
場所はランタン方面に行く途中のベトラワティという村近辺。
途中まではポカラへの道と同じ道を行き、やがて右のほうに別れて進みます。
カトマンドゥからは60kmほどの距離ですが日本の高速道路とは違い、かなりなでこぼこ道なのと三つの学校を訪問するので一日ではとても帰ってはこられないのです。
途中で見かけた風景。
ガンジス河へと続くトゥリスリ川にはたくさんのつり橋があります。
このあたりではこの時期が稲刈り、脱穀の最中でした。
11時30分ころでしょうか・・ 昼食を食べさせて頂くランタン基金の会長であるサンカールさんのお宅に到着しました。
ランタン基金は1996年に北海道、北見出身の西村正義様が作られたNGO法人でしたが2005年には解散をしているということです。
その後も毎年多くの方が馬場様ご夫妻を迎えて下さっているようです。
夜にはもっとたくさんの人が集まってミーティング・・・ だそうです。
サンカールさんの奥様とお嫁さんが馬場様ご夫妻や私たちのために食事を作ってくださっていました。
お嫁さんは香味野菜をつぶして・・・
おいしいお料理ができつつあります。
お昼ご飯を食べたあと、車で20分くらい走った山の学校 <プランセ校> に行きました。
車を降りて急な坂道を登り、だんだん畑の間をしばらく進むと学校が見えてきました。左上の白い2棟の建物
さらに上って行きます。
学校では子供たちが待っていてくれました。 だんだん畑に作られた学校なので校庭というものがありません。
教室に入ると先生や子供たちからの歓迎の式典が始まりました。
まず、ピンクのTシャツ姿の若い先生がマリーゴルドの花輪を首にかけて歓迎してくださいました。
次に子供たちの歓迎が延々と続きます。
そのあと馬場様ご夫妻からのプレゼントが子供たちに配られました。
ノート、えんぴつ、キャップ、消しゴム、ペンケース、その他篤志家から寄付していただいたといういろいろなものが・・・ お菓子も配られました。
最後に外に出て記念写真をとりました。
受け取ったものを見せ合う光景も・・・
帰り道で見かけた風景。
ヤギのエサにするため、木に登って葉のついた枝を折っていました。 慣れているのでしょうけれど 「気をつけて!」
この日はもう一つの学校を訪れました。 そのことは次回紹介いたします。