2012.5/15(火)
前日のうちに今日の予定が聞けるといいのですが、朝食は7時ころに終わっても今日の予定が分からないのでいつも「今日は何をするのかな・・」 と待つ状況でした。
今日の予定が摘果だったら私は休ませてもらい、リンゴ農園のある研修所の小林さんの奥様のともこさんから聞いた 'マルファ' という村に行ってみたいと思いました。
電話がないのでそのことを相談するために朝食後、研修所から2キロ離れたジョムソンのオフィスまで行くことにしました。
すんでのところで行き違いになるところ。
まもなくオフィスに着こうかというところで あちらは車で農場に向かうところ、私は事務所に向かって歩いて行く・・ それを車に乗っていた伝さんが見つけてくれ、車を止めて声をかけてくれました。
「今日はマルファに行きたいので摘果は休ませて頂きたい」と伝えて了承を得ました。(ムリヤリ!)
このとき、ジョムソンオフィスのミナさんから「昨日落ちた飛行機はあそこです」と教えられたのが、こともあろうに、MDSAジョムソンオフィスの目の前の山。 エンジントラブルということでしたがまさかこんな身近に・・・!
その時に撮った写真がこれです。(5/15撮影、事故が起きたのは前日の5/14日)
ジョムソンからはマルファ行きのバスがあると聞いていたのでバスに乗ろうとしたのですが、まだ9:00だというのに次のバスは12:00とのこと、とてもそれまでは待てないし、3時間もあったらマルファまで歩いていけちゃう・・・ と思ったので歩くことにしました。
これがなんと、朝来た同じ道を引き返しその先までさらに2キロほど行くのです。 あ~ぁ なんと効率の悪い・・・・と思いましたが、「まっ こまかいこと考えるより動いてしまおう…」と、みんなが働き始めたシャンの農場を通ってマルファまで一気に歩きました。
といっても、途中から河原を歩いていく感じでバス通りから離れますが又バス通りに出たあとの先がゆるやかではありますが上り、上りと続き息が切れてしまいます。 なにせ標高2700mほどの地域なものですから・・・。
一人ということもあって、「マルファはまぁだかな♪ マルファ~はまだかいな♪」と勝手に節をつけて歌いながら歩きました。
シャンの農場を通りすぎるときに仲間に声をかけたら、ジョムソン・スタッフの有沢さんがマルファのきのこ工場(工場とは言ってなかったような・・)に行っていると聞きましたので私も寄ってみたいと思いました。
そのきのこ工場に着くまでに何人の人に声をかけ聞いたことでしょう・・・ たいていの人は近藤先生のことを知っていて「まっすぐ行ってあっち、左」とか「こっち、グル~ッと回っていく」とかの説明をしてくれ、大体の方向はわかるですが、なかなかそこにたどりつけないでいたら・・・ なんと! きのこ工場のスタッフのウペンドラさんにバッタリ。
そうはいっても私はウペンドラさんのことをどこで会っていたのかよく覚えていなかったのですが、どこかで会ったことがあるかも知れない・・・と思っただけで、あちらが「おぅ あなたは近藤先生のところの人!」と言ったわけでもなく、そんなそぶりをしてくれたのでお互い知っている人だと、思ったのでしょう・・・?!
近藤先生のきのこ・・・ と言っただけで「俺が案内する」といって畑道を通ってつれていってくれました。
本当は「グル~っと回って、あっちに・・・」と教えてくれたおばあちゃんのいうように行くのが正当だったようですが畑道がほぼまっすぐで近道でした。
ジョムソンの方から行くと、最初にこの看板が目に入ります。
マルファ村への案内板
5分ほど歩くとマルファ村へ入るこの門が目にはいります。 村へはバス通りの右手にあるこの門を入って行きます。きのこ工場はこの門の少し先、左手(東)の畑の中にあります。
上の門の100mほど奥には古くからのこんな門がありました。 こちらのほうが味があっていいと思いますが、バス通りから少し離れているので、バス通りを歩く人によくわかるように上の新しい門が作られたようです。
ちなみに先の門と同じ新しいものが、ポカラ方面から歩いて来る人のためにもう1ヶ所、村の反対側にあります。 ポカラの方から歩いてきた人はそちらの門から村に入り、こちらの門を通ってジョムソン方面に抜けて行けるようになっています。
きのこ工場はバス通り沿い・・と聞いたような気がしたので「あの建物がそうかな?」と思いつつ一度通り過ぎてしまいました。
バス通りから見ると、建物の真ん中の屋根がとんがったドームのようになっています。 それだけでも聞いていたらすぐわかったことでしょう。 人の話はよく聞かないといけない・・と反省したものです。
バス通りからの写真を撮ればよかったのですがうっかり撮りそびれました。
これはもっと近くで撮ったもので、これでは後々行く人の参考になりません。スミマセン。
そのきのこ工場とは・・・ かつて近藤先生がハイスクールとして建てた学校でしたが、今は必要なくなり空いたままになっている校舎でした。
もったいないのできのこ栽培を・・と試験的にやったことはあるのですが、そのとき冬の寒さ対策をしないといけないということがわかり、只今改装中でした。 今ペンキを塗っているここが遠くから見たときにドームのように見えた部分です。
この建物を見た後、ウペンドラさんとマルファの村で昼食をとることにしました。
その前に、近藤先生がマルファで2番目に建てたという小学校を見学させて頂きました。
ウペンドラさんの紹介もあり、近藤先生のところから来たということだけで校内を丁寧に案内して頂いてしまいました。 授業中なので生徒はみんな教室の中でしたけれど・・・
私が「超」がつくほど気に入ってしまったマルファの家並み。
なんと、昔々、河口慧海が住んでいたという家が記念館になっていました。(入館料100ルピー)
昼食は「ニル・ゲストハウス」というところで・・・。 店の内部。
そのあと、少々高いところにあるチベット仏教の寺院を見学しました。
80数段ある階段を上って行きます。
階段の上から村を見下ろすと・・・ これまた素晴らしい! 屋根にたくさんのマキが積んであるのが独特の風景です。
気持ち寄付をする・・ということで、この建物の中に入ることもでき、写真も撮っていい・・ と言われました。
ここからさらに階段を上ると僧院などがありそのまわりを歩くこともでき、村の風景をじっくり眺めることもできます。
村を見たあと、ジョムソンのMDSA事務所に3時までに行くというウペンドラさんと一緒に、朝来た道をシャンの研修所まで歩いて帰りました。
シャンの研修所はジョムソンまでの途中にあるのですが、ウペンドラさんたちはその先のジョムソンまでくらいならいつも歩きで行ったり来たりするとのことでした。(マルファ~ジョムソン 片道 5キロくらいかな?)
この翌日(5/16日)、ほかのメンバーがマルファのきのこ工場を見に行くというので、私も又同行させて頂くことにしました。
そしてその人たちに 「せっかくマルファに行くのにきのこ工場だけで村の見学をしないなんてもったいない」と薦め、村の中心部を歩きました。
近藤先生と一緒・・ということで村の教育長さんの歓迎をうけ、おいしいリンゴジュースなどをごちそうになりました。
教育長ご夫妻です。
メンバーの姿のあるマルファの町並み。
マルファは小さな小さな村ですが、私はすっかりこの村が気に入ってしまいました。
前日のうちに今日の予定が聞けるといいのですが、朝食は7時ころに終わっても今日の予定が分からないのでいつも「今日は何をするのかな・・」 と待つ状況でした。
今日の予定が摘果だったら私は休ませてもらい、リンゴ農園のある研修所の小林さんの奥様のともこさんから聞いた 'マルファ' という村に行ってみたいと思いました。
電話がないのでそのことを相談するために朝食後、研修所から2キロ離れたジョムソンのオフィスまで行くことにしました。
すんでのところで行き違いになるところ。
まもなくオフィスに着こうかというところで あちらは車で農場に向かうところ、私は事務所に向かって歩いて行く・・ それを車に乗っていた伝さんが見つけてくれ、車を止めて声をかけてくれました。
「今日はマルファに行きたいので摘果は休ませて頂きたい」と伝えて了承を得ました。(ムリヤリ!)
このとき、ジョムソンオフィスのミナさんから「昨日落ちた飛行機はあそこです」と教えられたのが、こともあろうに、MDSAジョムソンオフィスの目の前の山。 エンジントラブルということでしたがまさかこんな身近に・・・!
その時に撮った写真がこれです。(5/15撮影、事故が起きたのは前日の5/14日)
ジョムソンからはマルファ行きのバスがあると聞いていたのでバスに乗ろうとしたのですが、まだ9:00だというのに次のバスは12:00とのこと、とてもそれまでは待てないし、3時間もあったらマルファまで歩いていけちゃう・・・ と思ったので歩くことにしました。
これがなんと、朝来た同じ道を引き返しその先までさらに2キロほど行くのです。 あ~ぁ なんと効率の悪い・・・・と思いましたが、「まっ こまかいこと考えるより動いてしまおう…」と、みんなが働き始めたシャンの農場を通ってマルファまで一気に歩きました。
といっても、途中から河原を歩いていく感じでバス通りから離れますが又バス通りに出たあとの先がゆるやかではありますが上り、上りと続き息が切れてしまいます。 なにせ標高2700mほどの地域なものですから・・・。
一人ということもあって、「マルファはまぁだかな♪ マルファ~はまだかいな♪」と勝手に節をつけて歌いながら歩きました。
シャンの農場を通りすぎるときに仲間に声をかけたら、ジョムソン・スタッフの有沢さんがマルファのきのこ工場(工場とは言ってなかったような・・)に行っていると聞きましたので私も寄ってみたいと思いました。
そのきのこ工場に着くまでに何人の人に声をかけ聞いたことでしょう・・・ たいていの人は近藤先生のことを知っていて「まっすぐ行ってあっち、左」とか「こっち、グル~ッと回っていく」とかの説明をしてくれ、大体の方向はわかるですが、なかなかそこにたどりつけないでいたら・・・ なんと! きのこ工場のスタッフのウペンドラさんにバッタリ。
そうはいっても私はウペンドラさんのことをどこで会っていたのかよく覚えていなかったのですが、どこかで会ったことがあるかも知れない・・・と思っただけで、あちらが「おぅ あなたは近藤先生のところの人!」と言ったわけでもなく、そんなそぶりをしてくれたのでお互い知っている人だと、思ったのでしょう・・・?!
近藤先生のきのこ・・・ と言っただけで「俺が案内する」といって畑道を通ってつれていってくれました。
本当は「グル~っと回って、あっちに・・・」と教えてくれたおばあちゃんのいうように行くのが正当だったようですが畑道がほぼまっすぐで近道でした。
ジョムソンの方から行くと、最初にこの看板が目に入ります。
マルファ村への案内板
5分ほど歩くとマルファ村へ入るこの門が目にはいります。 村へはバス通りの右手にあるこの門を入って行きます。きのこ工場はこの門の少し先、左手(東)の畑の中にあります。
上の門の100mほど奥には古くからのこんな門がありました。 こちらのほうが味があっていいと思いますが、バス通りから少し離れているので、バス通りを歩く人によくわかるように上の新しい門が作られたようです。
ちなみに先の門と同じ新しいものが、ポカラ方面から歩いて来る人のためにもう1ヶ所、村の反対側にあります。 ポカラの方から歩いてきた人はそちらの門から村に入り、こちらの門を通ってジョムソン方面に抜けて行けるようになっています。
きのこ工場はバス通り沿い・・と聞いたような気がしたので「あの建物がそうかな?」と思いつつ一度通り過ぎてしまいました。
バス通りから見ると、建物の真ん中の屋根がとんがったドームのようになっています。 それだけでも聞いていたらすぐわかったことでしょう。 人の話はよく聞かないといけない・・と反省したものです。
バス通りからの写真を撮ればよかったのですがうっかり撮りそびれました。
これはもっと近くで撮ったもので、これでは後々行く人の参考になりません。スミマセン。
そのきのこ工場とは・・・ かつて近藤先生がハイスクールとして建てた学校でしたが、今は必要なくなり空いたままになっている校舎でした。
もったいないのできのこ栽培を・・と試験的にやったことはあるのですが、そのとき冬の寒さ対策をしないといけないということがわかり、只今改装中でした。 今ペンキを塗っているここが遠くから見たときにドームのように見えた部分です。
この建物を見た後、ウペンドラさんとマルファの村で昼食をとることにしました。
その前に、近藤先生がマルファで2番目に建てたという小学校を見学させて頂きました。
ウペンドラさんの紹介もあり、近藤先生のところから来たということだけで校内を丁寧に案内して頂いてしまいました。 授業中なので生徒はみんな教室の中でしたけれど・・・
私が「超」がつくほど気に入ってしまったマルファの家並み。
なんと、昔々、河口慧海が住んでいたという家が記念館になっていました。(入館料100ルピー)
昼食は「ニル・ゲストハウス」というところで・・・。 店の内部。
そのあと、少々高いところにあるチベット仏教の寺院を見学しました。
80数段ある階段を上って行きます。
階段の上から村を見下ろすと・・・ これまた素晴らしい! 屋根にたくさんのマキが積んであるのが独特の風景です。
気持ち寄付をする・・ということで、この建物の中に入ることもでき、写真も撮っていい・・ と言われました。
ここからさらに階段を上ると僧院などがありそのまわりを歩くこともでき、村の風景をじっくり眺めることもできます。
村を見たあと、ジョムソンのMDSA事務所に3時までに行くというウペンドラさんと一緒に、朝来た道をシャンの研修所まで歩いて帰りました。
シャンの研修所はジョムソンまでの途中にあるのですが、ウペンドラさんたちはその先のジョムソンまでくらいならいつも歩きで行ったり来たりするとのことでした。(マルファ~ジョムソン 片道 5キロくらいかな?)
この翌日(5/16日)、ほかのメンバーがマルファのきのこ工場を見に行くというので、私も又同行させて頂くことにしました。
そしてその人たちに 「せっかくマルファに行くのにきのこ工場だけで村の見学をしないなんてもったいない」と薦め、村の中心部を歩きました。
近藤先生と一緒・・ということで村の教育長さんの歓迎をうけ、おいしいリンゴジュースなどをごちそうになりました。
教育長ご夫妻です。
メンバーの姿のあるマルファの町並み。
マルファは小さな小さな村ですが、私はすっかりこの村が気に入ってしまいました。