junjunのはなまる日和&ときどきネパール

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カタツムリ同窓会

2019-05-27 12:19:30 | カタツムリ歩行
 2019.5.19(日)

第5回カタツムリ同窓会の日。 担当は加藤純子さん。

集合; 京浜東北線 王子駅・南口 10:00

改札口は南口、中央口、北口と3ヶ所あって私たちは南口に集合。(あとで分かったことですが、北口のさらに北に親水公園口がありましたので全部で4ヵ所のよう)

電車で上野方面から行くと、駅に着く前に窓から線路に沿ってかなりの緑が目に入ります。昔から目にはしていましたが、この飛鳥山公園を訪れるのは初めてです。いい機会を作って頂きました。

飛鳥山と山が付くだけあって少し高さがあり、桜の季節にはニュースなどでよく紹介されていました。
 
10:00を過ぎなんとなく人の後について歩き出すと、線路を超える歩道橋がありそこを進むと自然に公園に入りました。

木陰になった坂道を少し進むと子どもたちが遊べる広場が見えました。

古い都電が展示してあるのは気がつきましたが、SLもあったのですね。

saikoroatさんの行かれた飛鳥山博物館や渋沢資料館方面には行かずに、右に曲がって山の尾根に当たる真ん中の道に進んでしまったせいかSLに気がつきませんでした。 

左手の低くなったところに川に落ち込む滝が見えました。
小さな子どもはほんとに水遊びが好き、2時間でも3時間でも飽きずに遊びますからこれはなかなかいいですね。

地図に池のようなものがあるのですがそれは見えませんでした。

ここからもずっと尾根道を北方向に進みました。

目に入ったもののほとんどがsaikoroatさんのあるきメデスで詳しく紹介されているので私は写真を並べるだけで・・・。

明治38年建立の立派な戦役記念碑。


屋根のかかった飛鳥山の碑。

文字はよく読めません。それもそのはず、東京都指定有形文化財(古文書)だそうですので。

常夜灯を模した時計塔。


聖観世音菩薩像。


佐久間象山作・書の「櫻賦」の碑。 櫻賦は万延元年(1860)に作られ、勤王の志士を櫻に託した詩と考えられるそう。

碑は、明治14年(1881)に勝海舟らによって建てられ、他にあったものをS41年に今のところに移したのだそう。

明治維新百年記念植樹碑もりっぱなもので、


こんな句碑もありました。 佛生を 復(旧字体)活を 花笑ふ  とあるような。
        

よく分からないものはみんなであ~だこ~だ言い合いながら進みます。

北の端のほうの足元に東西南北の表示がありました。

加藤さんが答えを足で隠し 「沖縄はどっち?」と質問しました。 南という人、西という人いろいろ・・・ 正解は Okinawa の O の見える南西方向でしょうか?

       近くに標高を示した石積み。25.4mだそう。
        

ここからモノレール乗り場が見え、みんなで体験しようということになりました。サクラの季節は長い行列になったことでしょうがこの日は私たちのほか数人だけ。


ほんのちょっとの高さですがいい眺めでした。

1~2分で下に着いてしまいました。下でも数人が待っていました。

王子駅の中央口前を通って都電荒川線のホームと電車のお尻を見ながら駅の反対側(東)に出ました。


歩道橋を渡らずに済むようにと遠回りをして明治通りを横断、又線路をくぐりなおして今度は王子駅の親水公園口の近くに出ました。

直ぐ前を石神井川(音無川)が流れています。

この川は線路の下をくぐって流れて行くようですが、線路より先は暗渠になっているのでしょうか、地図からは消えています。

明治通りに戻ってふなくしはしを渡り、石神井川(音無川)の左岸に出ました。


   カシワバアジサイは咲きはじめのようですが一番の見ごろ。
       

ここが親水公園のようです。




親水公園の近くから、がけの上にある王子神社への上り口(階段)があります。
登っていく途中に都の指定天然記念物の大イチョウがあったらしいのですが、見落としたようです。

途中に歌碑がありましたが、戦後生まれの私たち、くずした字体を勉強しておらず悲しいかな誰も読むことができませんでした。


王子神社に到着 立派な神社です。

創建は元亨(げんこう)年間(1321~24)に豊島氏が勧請したのが始まりとのこと。
天然記念物の大イチョウはこのころからあるとすると、樹齢600年ほどと考えられ、戦災で多くの木が失われた中でこの木だけが生き延びたそうです。

境内の一角には髪の神様が祀られている関(旧字体)神社がありました。


そこから権現坂の通りに出ました。下り坂の先に京浜東北線が見えます。

この通り沿いにはおしゃれなお店がたくさん。

線路の手前の信号を左折し、線路と並行して進みます。

途中で見かけたくずもち、ところてんのお店は150年も前からあるようです。

フジの盆栽の前に「行き交う人を見守って150年が過ぎました」とあります↓


鉢から流れ出た水が小さな流れを作っていました。


狭い場所にいろいろな花があります。

   名前の分からない花
     

ホタルブクロ       


     花の名不明
      

ヒペリカム


葛餅やところてんを入れたかもしれないプラスチックの箱にはこんな絵が。
     

地図をあまりチェックしないで歩いていると、

王子稲荷神社の山門がありました。

参道の両側に分かれてひとつの幼稚園があるため拝殿に続く参道は幼稚園を二分しています。

幸い今日は日曜なので正面から入ることができましたが、幼稚園のある平日は左手の坂道を少し上がったところの鳥居をくぐって入るようです。

正面の階段の右手にも鳥居が見えますが、行ってみると奥まったところに小さな市杵島神社がありました。気づかずに先に行った人もありました。

 
市杵島神社

  ↑この狛犬は古そう・・

階段下左右の狛犬はそれほど古くはないかも。
向かって左に鍵を持つ狐。 とねるずの歩きで「鍵」を初めて見て調べたことがありました。

             
             玉を持つ狐は右に。
              

階段を上ったところに拝殿。 

←向かって左のほうに、もうひとつの入り口の鳥居が見えます。

奥のほうに「御石様」と呼ばれる石を祀っている祠がありました。
      
こんな説明があります。


アジサイも咲き出だしましたね。
     ガクアジサイ
     
          
         ギザギザのふちどりがかわいいアジサイ
            


この神社の向かいのお宅に、まるで造花のようなテッセンがたくさん咲いていました。




金輪寺前を通り過ぎました。(門が閉ざされ中に入れる雰囲気ではない)

このときは全く気がつかなかったのですが、あとで、飛鳥山公園にあった解説を読んで、元文2年(1737)に「飛鳥山の碑」を建てたのがこの金輪時の住職の宥衛という人だったとわかりました。

少し先に名主の滝公園がありました。 薬医門から入りました。


門の前にあったクマシデの実


園内地図(薬医門は左下、ひとつだけ水の流れている男滝は右上)


敷地内には池あり、古木あり、滝あり、小川あり、隆盛だった名主さんの様子が垣間見えます。

池に咲くキショウブ








滝は4つほどあったようですが、今は正門近くの男滝だけ、しかも10:00~4:00までだけ流れるようになっています。


滝から落ちた水が小川となって池のほうに流れていくようです。


正門近くにベンチがありここで昼食をとりました。


近くに茶室もあります。



ミーティングを終え13:00過ぎに解散となりました。

本日の参加者はこちらの11人 + カメラマンの土井さんの12名。

                      土井さんからの写真です


帰りは来たときには通らなかった散策路を歩き薬医門から出、来た道を逆に歩いて、花を眺めたり、商店のウインドウを眺めたりして王子駅に向かいました。

来るときにも見た造花のようなクレマチスの若い花
     

アブチロン


茉莉花(マツリカ;ニオイバンマツリとも)

詩(うた)がありました。


月に2日だけのお弁当やさん。

今日は営業日ではないのでシャッターが下りています。

稲荷神社の近くなのでキツネなのですね。


別のお店にもキツネ。



駅の近くまで戻り、喫茶店でお茶とケーキで一休み、3時前には皆さんとお別れしました。