2020.9.15(火)
今回の旅の最終日。
朝食 7:00
コロナ騒ぎが起こってからはバイキング方式を取りやめるところが多い中、対策をしっかりとった上でのバイキングでした。
手指の消毒や食事寸前までのマスク着用はもちろん、利き手にビニールの手袋をつけ、大皿から食事を取り分けるトングに直接手が触れないようになっていました。(食事等写真は撮り忘れ)
本日の予定は
①乳頭温泉朝風呂入浴(秋田県) ②角館武家屋敷通り(秋田県)
③中尊寺(岩手県)です
田沢湖高原温泉;駒ケ岳グランドホテル発 8:15
(朝風呂に行かない人はホテル発 9:10)
①乳頭温泉郷;大釜温泉入浴 8:20~9:00
私はせわしないのがあまり好きでなく、40分しかない朝風呂はやめようと思ったのですが、昨夜のお風呂も乳白色でなかったし、乳頭温泉郷なら白いかもと思い直し、ザブンだけでもいいかなと行くことにしました
大釜温泉は日帰りの温泉施設で、昭和52年(1977)に一度焼失。 その後、本荘市の廃校を譲り受けて移築したそうで、もともとここに学校があった訳ではないとのこと。
正面入り口
奥の方↓(多分こちらにお風呂があったと思います)
庭のシュウメイギク↓
お風呂は期待したほどの乳白色ではなくちょっとだけ白っぽいという感じ。
一緒に入っていた方が、ほかのところに乳白色のお風呂があると教えてくださいました。
でも、ここもしばらくは体がぽかぽか、とても温まるいい温泉と感じました。
時間通りにホテルに戻り、お風呂に行かなかった人たちを乗せて再度
出発 9:10
ホテルを出発してすぐのところで田沢湖・・との案内がありました。
駒ケ岳グランドホテルは田沢湖の近くだったようです。
残念ながら木々に隠れて田沢湖はよく見えませんでしたけれど・・・。
角館はここからそれほど遠くないところ(バスで40分)にありました。
②角館・武家屋敷通り散策 9:50~10:55
この先右側にある高級武士の青柳家住宅の見学をすることにしました。(20人以上団体500円→450円)
青柳家;天正8年(1586)~ 薬医門;万延元年(1860)築とのこと。
正面入り口;薬医門 (写真撮り忘れたのでパンフレットから。)
時間が少ないので正面;母屋の展示物を拝観し、池のあるほうには行かずに江戸時代のものらしい消防車や農具、駕籠、屋敷神社など(地図右の方)を見て退館しました。
外から見えるところに樹齢200年以上らしき大きなもみの木がありました。
その近くにあったこの赤い実は?(見かけたことがあるのに思い出せない)
帰りに別の通りも眺めてバスに戻ることにしました。
角館は15年ほど前のサクラのころに個人で訪れたことがあります。
通りの感じは見覚えはありましたが、そのときはサクラ見物がメインで武家屋敷の見学はしなかったような気がするので、短い時間でしたが見学できたので良しとしました。
次に向かったのは
秋田ふるさと村(昼食) 11:50~12:55
建物内に秋田らしいものが飾ってありました。
この日の昼食はオプションで前もってお願いしてありました。
ラーメンやうどんが1000円前後することを考えたらちゃんとしたランチで1320円は安かったと思います。(写真は撮り忘れました)
次は
③中尊寺 14:00~15:15
中尊寺は天台宗の東北大本山で嘉祥3年(850) 慈覚大師円仁(えんにん)の開山。
12世紀初め、奥州藤原氏・初代清衡公が前9年・後3年の合戦で亡くなったたくさんの命を平等に供養し仏国土を建設するために大伽藍を造営したのだそう。
中尊寺もかつて訪れた事があるのですが、なんと50年も前のこと。
大きな杉木立ちの参道を歩いたのと、金色堂の形くらいしか記憶にありません。(今思うと覆堂(おおいどう)だったかも)
そんな訳で、今回金色堂内部拝観のオプションも申し込みました(800円)。
私たちは月見坂の南にある通りの途中までバスで送ってもらって金色堂に向かいましたので、行き(上り)は半分の距離で済んだような気がします。
それでもゆるやかなのぼりがだらだらと続きましたので、足や心臓の悪い方には大変そうと思いました。
この階段を上がりきったところに金色堂があります。
金色堂(こんじきどう)
金色堂内部は撮影禁止なのでネットから写真を拝借。
前面の扉↓のひび割れの修復中でした。
釈迦如来の周りにはたくさんの仏像があり、スピーカーから解説も流れてくるのですが、ちゃんとメモもできずに外に出てしまいました。
道なりに進むと沢山の建物が目に入ります。
経蔵
関山天満宮 ↓ 京都北野天満宮から勧請したものとのこと。
現在の金色堂を覆っている覆堂(おおいどう)は昭和38年(1963)に作られたそうですが、外にあったこれは↓ 旧・覆堂
釈迦堂 ↓
白山神社; 野外能楽殿もあるようです。 (奥までは行かなかった)
弁財天堂;学業、音楽、芸能などの神さま・サラスワティが祀られている。
添乗員さんはおりましたが、ガイドさんではないので説明板もないところは、詳しいことはわからないまま写真を並べるだけになります。
讃衡蔵(さんこうぞう); 沢山のお堂にあった多くの文化財などはこちらにまとめられているようです。
讃衡蔵入場チケットは金色堂とセットなのでこちらにも入れるのですが、時間が足りなくなってしまいそうなのでパスしてしまいました。
来るときは月見坂の南にある別の道(ゆるい上り坂)から上がってきましたが、帰りはこの月見坂(ゆるやかな下り坂)を通って集合地に戻ります。
鐘楼 ↓
高いところにあるため、上の解説がなかったら中に↓梵鐘があることを見逃していたかもしれません。
大日堂
峯薬師堂
不動堂? ただの売店? よくわからず・・。
月見坂から見えた本堂の梵鐘
中尊寺本堂のある宗務所
松の姿に惹かれて門をくぐりました。
中尊寺本堂 ↑ ↓
地蔵堂; 本堂を出た隣にありました。
地蔵堂の前に立っていた解説版↓
この地蔵堂の説明に、地蔵堂は通称弁慶堂という・・とありますが、月見坂を隔てた反対側にちゃんとした弁慶堂↓もあり混乱。(説明ちゃんと読まなかった!)
弁慶堂
階段の途中で振り返るとこの景色↓が見えます。いい眺め。
横から見た弁慶堂↓
正面から見た弁慶堂 ↓
八幡堂 ↓
月見坂入り口近くの仏像
ここが、月見坂の入り口でした。
目の前の県道300号を横切って集合地のフードコートに入り、ちょっとだけ休んでバスに乗車。
3日目の観光はここですべて終了です。
中尊寺はゆっくり観光するには丸一日使うつもりで来ないといけないと思いました。
中尊寺発 15:15 一路新白川駅を目指します。
菅生SA(トイレ休憩 ) 16:30~45
安達太良SA(夕食休憩) 17:45~18:50
ほんとうはしてはいけないことですが、昼食に食べきれなかった炊き込みご飯をこっそりおむすびにして持ち帰ったものと(3人とも)、ここで購入した豚汁で夕食にしました。
この方法は、青木さんがキャンピングカーで日本全国を巡っていた時によくやっていた食事法ということで教えて頂きました。
野菜たっぷりの豚汁のおいしかったこと!(味は少々濃い目)。
新白川駅到着 19:35
新白川発 20:18
東京駅着 21:44
私は東京駅まででしたが、青木さんと田仲さんは上野でバスを降りました。
家に着いたのは23:00ころ。
やっぱりツアーというのは忙しくて疲れる旅でした。
でもあとになれば、行かないよりは行ったほうがよかったと思えるのですよね。
以上で東北駆け足ツアーの旅おわります。