2023.10.24(月)
今回の旅で、私がどうしても訪れたいと思ったのは
古い漁村の宿根木の建物風景と北沢浮遊選鉱場でした。
ですが、ツアー旅ではその他もろもろ入ってしまうのは仕方ないことです。
今日の予定は、以下のようになります。
①尾畑酒造 ②たらい舟、竜王洞(琴浦洞窟)③宿根木訪問 ④万畳敷 それに、予定にはなかった番外の⑤北沢浮遊選鉱場跡のライトアップ。
(②③④は地図の南端にまとまっています。①はその途中にあります。⑤は夕食後
ところが今朝の超ラッキー!
たまたま今日10/23日はこの地の秋祭りの日。
朝8:20分からホテルの前に特別にお祭りの鬼太鼓(おんでこ)が来てくださるそう。
鬼太鼓はこの地区50軒すべての家を朝早くから夜遅くにかけてまわるとのこと。
その途中で、私たちのために特別にこのホテルにも寄って下さるようホテルが手配して下さったと。
(私たちは無料で観覧できましたが、ホテルはなにがしかのご祝儀をお支払いするそう)
私たちが玄関に行ったときにはすでに始まっていました。
主に年配の男性が掛け声をかけ若い男性は従となり白獅子(鬼)と掛け合いながら舞う。
急に見物人の方に行ったので驚かれるようなことも。
獅子(鬼)は交代で踊るらしく手前にいた方も同じタスキをかけていました。
私のすぐ近くにいた地元の方がいろいろ教えて下さいました。
・このお祭りは家内安全、五穀豊穣、悪魔払いなどを願うもの
・鷲崎集落50軒を朝早くから夜中まですべて回る
・ここに来るまでにすでにもう6軒済ませてきた
・すでにお酒が入っている・・
・提灯を持っている若い男性は法政大学の院生で民俗学を研究している
・トラックに積んでいた箱の中の獅子を使う舞もある・・とか。
桐の箱をこっそり開けて獅子を見せて下さいました。 箱には「鷲崎鬼太鼓保存会」とありました。
この親切な方のお名前・・聞き忘れました。(車の運転をするこの方はお酒は飲めないですね?)
途中から黒獅子(鬼)に代わりました。
ひととおり踊っておしまい。
この太鼓も一軒一軒担いで(今は車かな?)回るのですね。鬼と太鼓で鬼太鼓(おんでこ)の祭りですね。
最後は撮影会にも応じてくださいました。
この日のツアー客だけの幸運な出来事。いいものが見られてラッキーな一日の始まりとなりました!
9:00出発の予定が8:50分に出発できました。
今回の参加者40人もいるというのにみなさん優秀。
朝日が海に輝いていました。すばらしい朝!
昨日(1日目)は両津港の近くと佐渡の北端エリアの観光、今日(2日目)は主に南端の観光です。
今日最初の立ち寄り先①の尾畑酒造は佐渡の中ほどより少し南のメイン観光の途中にあります。
この街並みはどこかな? (今日は一番前の席だったのでこんな写真もとれました)
左に行くと、アイポート佐渡(道の駅)、両津港とあるようなのでそのあたりかも。
この街並みから右(西)の方に曲がって島を横切る形で島の反対側(西側)に行くようです。
正面に妙見山(1042m)と紹介がありました。
地図をみると、金北山(1172m)もありますが、それはバスからは見えなかったかもしれません。
その先はのどかな田園風景。
その田園風景の中に「トキが群れで飛んでいます」とガイドさんが教えて下さいました。
添乗員さんの座る窓越し、はるか遠くに見えましたが、写真はむずかしく・・・
上の写真のトキのいるあたりを切り取ってみました。それでもよくわかりませんが、林をバックに飛んでいるのがなんとか。(目ではちゃんとみえましたけれど・・)
下の写真も同じように切り取ったものですが、ゴミが舞っているくらいにしか見えないのが残念。
トキをみるには今の時期が一番いいそうです。(田植えが済んだあとから刈り取りが済むまでは稲が邪魔をしてあまりよく見えないと)
①の尾畑酒造に到着しました。(10:05~10:35) 真野新町という町のようです。
真野とつく町の名なので、お酒は「真野鶴」と命名され、全国新酒鑑評会で金賞受賞されたとのこと。
一歩中に入ったところ。係の方の説明をお聞きします。
そのあと蔵の中に入り、まず買い物、その後、蔵の中をじっくり・・もできず急いで拝見。
この部屋には絵や書や小さなタンスなどが飾られていました。
ちょうど平松さん、青木さんがいらっしゃったので一枚。
入り口の大タヌキさんの前では皆さん揃いました。
集合時間になり外に出ました。
道路の向かい側にも大きな建物。こちらも酒造会社かな~?
バスは尾畑酒造の裏手で待っています。バスに乗って外を見ると珍しいつるべ井戸がありました。
②の目的地に向かう途中の海岸線に「人面岩」があるとガイドさん。なるほど人の顔に見えます。
やがて小木という港に着きました。
②のたらい船体験やプレジャーボートで竜王洞(琴浦洞窟またの名を青い洞窟)まで行きます。
ABCDと4つの班に分かれ、私たちA班とB班は先にプレジャーボートに。C・D班はたらい舟にと別れました。
小木というのがここの地名のようです。
プレジャーボート組 A班の人たちが先に出発
椅子があるだけのボート(写真左)
いざ出航。
行きは波に逆らって進むのでちょっと大きく揺れます。そのたびにキャーキャーと歓声があがります。
全員ライフジャケットをつけているとはいえ落ちるのはイヤなので、つかまるところもない人もいましたが、お互い支えあって乗り切りました。
前を行く船が弾んでいるのが見えます。
崖には自然にできた面白い形の穴
竜王洞(琴浦洞窟)
(バス会社から頂いた地図では上の表記、旅行会社の案内では竜王洞という言葉は使われてなく琴浦洞窟・青い洞窟とだけでした)
これが竜王洞(琴浦洞窟)又の名を青い洞窟
(本場の青の洞窟はみたことはないのですが、どうせなら青の洞窟でいいのでは?)
水の色はコバルトブルーと言われる青ですね。
小さい洞(ほら)なので前の船が出てからでないと次が入れません。
といってもそれほど奥まで入れるわけではなくほんの入り口近辺だけですぐに出ます。
外の方が緑がかった青に見えます。
ささやかな青い洞窟を後にします。
でもこのあたりの海の色は青くてとても美しいです。 少し先まで行ってUターン。
行きより帰りの方がボートは揺れませんが、向かい風を強く感じます。
景色を堪能するというほどでもなく港に戻りました。
次はたらい舟体験。(プレジャーボート乗り場のすぐ横の狭い範囲で行われています)
たらいに乗れるのは漕ぎ手さんを除いて2人か3人です。
小西さん、青木さん ↓
漕ぎ手、やってみますか?と誘われ、交代で体験しました。
ややや、揺れるだけで少しも進まない、むずかしいということがよーく分かりました。
バスガイドさんはたらい舟をこぐ人のことを「漕ぎ手さんといい、船頭とは言いません」とおっしゃいましたが、漕ぎ手のお姉さんは船頭さんでもいいのですよと教えて下さいました。
最後にお姉さん方と一緒に写真を撮らせて頂きました。いい記念になります。
おみやげ屋さんに貼ってあったポスター(おじさんの後ろ姿かっこいい、ワンちゃんかわいい)
お昼はレストランに移動、前もって注文しておいたものを頂きました。(私はホタテ釜飯)
レストラン2階から撮ったささやかな紅葉。(窓ガラスの鉄線が・・)
これで午前の部を終ります。
午後の部の ③宿根木 ④万畳敷も同じ小木地区にあるようですが、又数日後になります。