junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

鎌倉 淨妙寺のアナベル

2019-06-16 18:23:35 | ちょこっとお出かけ

 2019.6.14(金)

鎌倉の淨妙寺内のレストランの庭に咲いているアナベルというアジサイ(の一種)を見に行きませんかとお誘いを受けました。

鎌倉は今アジサイ真っ盛り。北鎌倉で電車を下りたひともたくさんいました。

私たちは鎌倉駅(正面・東口)集合、6名が参加。

淨妙寺まではバスで行くことに。

駅前の5番バス乗り場から乗車、10分ほどで着きました。


バスをおりると淨妙寺参道はすぐです。

参道脇の民家の樹木も古く大きいものが多くさすが古い街・鎌倉を感じます。

     庭の花を眺めながら進みました。
       


淨妙寺山門


山門をくぐった左手で拝観料300円の支払い。
同行のお二人はここで御朱印を戴きました。足元にツリフネソウ。
     

            

淨妙寺は平安末期の文治4年(1188)の開創
当初は寺の名前も宗派も違ったようですが、鎌倉末期・元弘元年(1331)に足利貞氏没後今の淨妙寺に改称したとのこと。 当時は七堂伽藍を備えたりっぱな寺だったそうです。

現在庭の整備中でした。


本堂でおまいりを済ませ奥の方に進みました。

坂道をあがったところに石釜パンを焼いているレストランがあり、そこの庭にたくさんのアナベルが咲いているのです。アナベルはアメリカノリノキの変種を品種改良したものだそうです。

古い洋館がレストランになっていました。



      花びらのように見えるガクは日本古来のアジサイより細かい。
        



ハーブも咲いていましたが名前まではわかりません。
       

     

レストランは予約が必要だそう。

私たちは売店で、石釜で焼いたというパンを購入しました。

狭い庭ですがとても美しく整備されています。

それもそのはず、ここの庭はガーデンデザイナーのニコラス・レナハンという方がデザインしたということですので。


       

ピンクのアナベルもありました。


       


庭にパラソルつきのテーブルがあったのでそこをお借りして早めの昼食としました。
(他での飲食は禁止のようです)

食事の後、裏山の散策路へ。 ウグイスが盛んにさえずり木々を渡っていました。

かわいいアジサイあり。


       
   
    どくだみ
     

        八重のどくだみ
          

            露草も白!
              
          (他の人のブログにこの白い露草はトキワツユクサとありました)     
 
           
淨妙寺でたまたま出会った方が、淨妙寺のバス停の少し先に一条恵観(いちじょうえかん)山荘というのがあってすばらしかったと教えてくださり、私たちもそこに行こうということになりました。

とても目立つ看板がありすぐわかりました。


一条恵観(いちじょうえかん)は後陽成天皇の第9皇子。 
一条恵観山荘は1646年ころ京都・西加茂の広大な敷地に別荘としての茶屋として建てられたもの。戦後鎌倉に移築され、国指定重要文化財となったそう。(拝観料300円だったかと)

入ってすぐのところ。


反対側から。


庭は、名茶人の金森宗和好みに造られているとか。

御幸門


田舎屋風に造られた山荘


それほど広くはありませんが庭を回遊できるようになっています。
あずまやもできています。


小さな流れもあります


  山アジサイいろいろ。


     

          

キキョウも咲いています。

 
眼下に滑川(なめりがわ)が流れているのが見えました。すばらしいロケーションです。

後ろを見上げると楊梅(やまもも)亭というカフェになっていました。
写真が無いので入り口で頂いたスケッチから。(ガラス戸が広く眺めがよさそう)
       

楊梅亭(やまももてい)と同じ建物の茶室部分の丸窓。



このあとは報国寺に向かいます。歩いても10分ほどです。

報国寺: 建武元年(1334)建立。 開基は足利家時。 足利、上杉両氏の菩提寺として栄えたそう。

山門


参道脇の苔むした植え込み








本堂: 淨妙寺でも浴衣姿の若い女性を見かけましたがすてきですね。


鐘楼がまたすばらしい。


ここから先は拝観料が必要(300円)。
別名竹の寺ともいわれるのはこの竹林があるからです。


ちゃんと手入れをしてくださる方がいらっしゃいます。




鎌倉にはやぐらといわれる洞窟があちこちで見られます。
ここは足利義時、義久らの墓になっているそう。




イワタバコもちょうどこの季節が見ごろでした。
        
昔々、このイワタバコを見るためだけに鎌倉まで足を運んだことを思い出しました。

ぐる~っと一回りし、出たところに池と石庭がありました。




建物は伽葉堂(かしょうどう:迦葉は釈迦の弟子)(S53年築)。


宝きょう印塔の横を通り抜け元のところに戻りました。

このあたりにもイワタバコが咲いていましたよ。


報国寺を後にし次は旧華頂宮邸に。ここから歩いて7~8分のすぐ近くです。

旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)
玄関のある北側は植木が育って建物は良く見えませんね。

この建物は鎌倉の三大洋館のひとつで(他は前田公爵邸、古我邸)昭和4年に華頂博信侯爵邸として建てられたもの。途中何度か持ち主が変わったようですが、平成8年(1996)に鎌倉市が取得したとのこと。

建物の中に入れるのは春秋の2日間だけで、今日は建物外観と庭を拝見するだけ。休園日は月・火曜日。

南に回ると庭はフランス式庭園だそう。


庭園の先に日本家屋がありましたが、そこは立ち入り禁止でした。


庭園の真ん中のバラがきれいだったので写真に撮っていると、友人がプリンセス・ミチコと書いてある・・と。
       

旧華頂宮邸を後にし、バス通りまで戻ってなるべく裏道を・・・と歩き始めました。
バス通り手前の庚申塔


この色のキョウチクトウは珍しくありませんか?


途中から裏道がなくなり表通りを歩くしかなくなったのでバスに乗ってしまいました。
反対方向行きにこんなバスも走っていました。


駅に戻ってお茶をしたのはいうまでもありません。

17:00ちょうどの電車で帰途につきました。



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