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佐渡の旅 3日目 ①尖閣湾揚島遊園 ②北沢浮遊選鉱場跡

2023-11-01 14:14:58 | 国内旅

 2023.10.24(火)

 

今日、今回の旅の最終日3日目の観光は昨晩の宿の近く(島の中ほど両津港の反対側(西))にまとまっています。

 

①尖閣湾でグラスボートに乗る ②北沢浮遊選鉱場跡 ③佐渡金山 ④夫婦岩 ⑤無名異焼き窯元 と回り、両津港 →新潟駅 →東京へと戻ります。(地図の番号とは異なります

 

 

 今日最初の訪問は ホテルからバスで15分ほどのところでした。

 

 ①尖閣湾でグラスボートに乗って魚を眺めます。(9:15~10:25

佐渡の尖閣湾は初めて耳にした場所なのでどんなところなのか全く想像もつきませんでした。

 

お天気にも恵まれ、小さな湾だけれど、なんてきれいなところ!と感激しました。

 

尖閣湾の岩は縞模様の目立つ流紋岩で、縞模様に沿ってはがれやすいそう。

切り立った崖は縦の縞模様になっているとのこと。

 

軽石のお化けのような岩もあります。

 

この湾の正式名称は下のとおりです。(揚島は”あげしま”と読む

 

ドラマ「君の名は」の撮影が行われたことで全国に知れ渡った地名だそうですが私はまだ仕事をした時期でTVも映画も観ていなかったためあまり詳しいことは知りませんでした。

歌碑が建っていました。

 

展望台があります。ちょうどグラスボートが出て行くところ。私たちは順番待ちをしています。

 

順番がくると、このようなトンネルを下って船乗り場に移動します。

 

 今日もA B C D班に分かれて乗船しました。

 

船底がガラスで、箱型のぞき窓から海の中が見えるようになっています。

 

きのうのプレジャーボートと違い安心して乗っていられますね。

 

わあ、魚が見える! 何の魚かな~。 説明があったような気もしますが、聞いてもどれがどれだかさっぱりわからないのでメモもしていませんでした。

なぜか全く見えなくなることもありましたが、海の深さに関係あったのでしょうか?

 

陸の景色は断崖絶壁。縦の縞模様の流紋岩ですね。

 

この橋は先ほど渡ってきたのですが、「君の名は」の歌碑のあったところにあるものでした。

 

横縞模様の流紋岩がよくわかりますね。

 

ほんの20分ほどの乗船でしたが、海もきれいで魚も見えたし、景色もステキで満足でした。

 

カモメがたくさんいる景色も私たちには珍しく・・・、嬉しい風景です。

 

先ほどのトンネルをくぐって集合地に戻ります。

 

 

 次の訪問は

 

 ②北沢浮遊選鉱場(せんこうば)跡。(10:25~10:55

 

もともと浮遊選鉱法という技術は銅の製造過程で行われていたものでそれを佐渡の金銀鉱石に採用したので地名の北沢をつけて北沢浮遊選鉱場となったようです。

 

これこれ、この景色が見たかったのです! なんというか昔の人の知恵が詰まったところ・・・。

(北海道のタウシュベツ橋梁も昔の人の知恵の詰まったところで私はそういうところに興味があるようです。

いつもの歩きでもせっかくの神社仏閣を飛ばされてしまうと、もったいないな~と思ってしまいます)

 

以下、パンフレットや解説板を写真に撮り、大きく見えるよう切り取って使用してあります。

絵を見ると、佐渡金山と北沢浮遊選鉱場(せんこうば)はそう離れてはいませんね。

 

選鉱場:上の解説には”せんこうじょう”と仮名がふってありますが、ガイドさんや他の多くの資料では”せんこうば”となっているものが多いです

 

明治34年(1901)ころの大立地区

 

   明治末の大間地区

   

 

      大正中期の間ノ山地区

      

 

          昭和初期の高任地区

          

 

      昭和10年代の北沢地区

      

          

 

むこうに見える選鉱場とは小さな川(今は水はない)を隔ててこちら側から眺めています。

右に見えるレンガの建物は明治41年(1908)に建てられた火力発電所だそう。

 

選鉱場真ん中あたり。

 

左の方

 

さらに左奥にも階段状に建物が見えます。ですが、そこまで行けるのかどうか、時間がないので私たちは確かめることはできませんでした。

 

北沢地区施設群(解説板のもの)。字は小さくてよくわかりませんが、川の上の方が浮遊選鉱場。

 

上の解説を切り取りました。

  

     

昨夜のライトアップの時、何かなあと思って見た建物は解説の絵に、直径50mシックナーとあります。

 さて、シックナーとは?

水と不純物を分離する装置のことで、水は選鉱場で使用する工業用水として再利用していたそう。

上の建物の手前左側にあったこの建物はなんだったのかわからず仕舞い。

 

 

二つに割れた山は”道遊の割戸”というようです。読み方は「どうゆうのわれと」

「道遊の割戸」は、佐渡金銀山の中でも開発初期の採掘地とされる江戸時代の露天掘り跡です。山がV字に割れたような姿になっており、山頂部の割れ目は幅約30m、深さ約74mにも達しますこの割戸(われと)は、人々が争って鉱石を掘り取った結果、山がまっ二つに割れてしまった奇観であり、相川金銀山を象徴しています

佐渡鉱山全景案内となっています。(よく見るとロープウエイや鉄道も描かれています

 

ほんとにうれしいいい天気になりました。

 

当時のレールの名残りがほんの一部残っています。

            

 

最後にもう一度選鉱場を見渡しました。来られてほんとうに良かったです。

 

分からないことがいくつかありましたが、あとで調べてわかり次第追加する予定です。

わかったことだけ追加しました(コピーしたものもあり)

 

 次は ③佐渡金山に向かいます。(10:55発

絵から想像してもここ北沢浮遊選鉱場と金山は近いですね。

 

つづきを書こうとすると、いつになるかわからないので今日はここで終わります。

 

続きは又数日後になりそうです。よろしくお願い致します。

 

 


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