先日ご主人が亡くなられた昔のクラスメートを「慰めるために」きょうは4人の友人とお宅を訪ねました。
お悔やみにいらっしゃる人も多く、ご夫婦そろっての交友関係の広さを感じてしまいます。
葬儀の帰り際に、お友達らしい方が「あいつの怒った顔見たこと無かったな。」「ウンウン仏さんみたいやつやったな。」と話し合っていたのを思い出した。
ゆっくり話そうと思って≪寿司弁当≫を買って出かけたのに、牡蠣飯とおつゆを作ってくれて、近所から買ったできたての和菓子など次次と出てくる。
でもよくしゃべって無ぁ… 『一人だけでも3人前はしゃべる』おしゃべりの達人が5人集まったのだからおして知るべしだ。
でも気の置けないクラスメートではあるが、それぞれの生活の歴史は『山あり谷あり』みんなつらい思いは山ほどしてきた。
でも会えば何にも言わなくても通じるものもある。
お腹を抱えて笑う言葉が次々と出てくる。
つらかったことも明るい言葉で出てくると其れなりに笑い飛ばされる。
みんなポジティブな仲間ばかりだ。
ほんのいっときでも「スーッと」出来る瞬間があれば次のエネルギーが湧いて来ようというものだ。
帰る頃になって電話が一本入った。
「ええいらっしゃいますよ。代わりましょうか?」という言葉にみんな一斉に自分の伴侶からの電話だと思った。 結局ご主人から「お孫ちゃんが熱を出して学校から帰ってきたから早めに帰るように」との伝言で、ちょうどいいタイミングで激しい雨の中を帰る事になった。
順番に送って家に帰りついた頃はまた明るい空になっていた。
昨夜から仕込んでおいた『おでん』などのおかずで夫は【3時晩ご飯】をしている最中だった。
今日の一枚は毎日米のとぎ汁をまいて育てた『お庭に成ったみかん』