今日も良く晴れた。
「今年最後のふとん干しが出来るな。洗濯もするから洗剤入れとけ。」という夫の言葉を脊で聞きながら、「もう洗剤は入ってまーす。」と言いながら
”感謝”
の見えない手を合わせて今日もプールへやってきた。
かんたんアクアもさることながら、今日は特別メニューで
『フィンスイム』
があるのです。
私が唯一ビート板を抱えながらプールの向こうまで行く事が出来る時間です。
「足がつったら上がります。」とインストラクターに告げて大きな足びれをつける。
「ひざを曲げないようにして大きく足を動かしてください。細かく動かすとエネルギーの無駄になります。」そんなこと言ってもわたしは細かく膝曲げて動かさないとツッテしまうのです。
でも仰向けになってお腹にビート板を抱えて足を動かすととても
「爽快」なんです。 マイペースで30分楽しかった。中には”朝一”のプログラムから≪3コース立て続けに頑張った≫なんて言う人もいて『疲れたぁ~~』という。
「すごいねぇ。お宅は何も悪いところは無いんでしょう?」と聞いたら、「ウ~~ン。高血圧で一度倒れたんや。」
やっぱりわがプール友はみんなどこかに問題を抱えながら毎日プールへ通っているんだなぁ。
黛まどかの「俳句でエール!」No.254
”指揮者への拍手に年を惜みけり”
森田峠(もりた とうげ) <季語/年惜む・季節/冬>
年末のコンサートに出かけた作者。きっと素晴らしい演奏だったのでしょう。壇上へ拍手を送る聴衆です。分けても汗まみれになって何時間も棒を振り続け、オーケストラを導いた指揮者へ惜しみない拍手を送っています。やがて一年を振り返り、行く年を惜しむ思いに変わっていったのではないでしょうか。拍手は他者への労いであり、また自らへの労いでもあるのかもしれません。喝采の中で、それぞれの一年が終わろうとしています。 (C)2007黛まどか
私の場合は、とうとう念願の≪第九≫も≪メサイア≫も歌うこと無く終わってしまったけれど、毎年末には大きなコーラスのステージがある。【あの人】や
【この人】は今年はステージに立てたかな?俳句を見ていたらいろいろ懐かしかったころを思い出した。
今日の一枚は音楽堂からの頂き物です(勝手に持ってくんなって?)