最近新聞やテレビなどで目にすることが多くなった補完代替医療(CAM;Complementary & Alternative Medicine)という文字が気になって調べてみました。
又、家へ無料配布されている、地域ミニコミ誌でも能美市の芳珠記念病院での『補完代替医療外来が新設された』記事が出ていたりした。
近年、"食と健康"という観点から、機能性食品(いわゆる健康補助食品)などの補完代替医療(CAM;Complementary & Alternative Medicine)への関心度が高まっています。 CAMには現行の医療に何かをプラスして、患者さんの"生活の質 (QOL; quality of life)"を向上させる補完医療と、現行の医療を止めて行う代替医療とがあります。(「大阪大学医学部附属病院補完医療外来」より抜粋) 厚生労働省の研究班が全国のがん患者約3000人を対象にした調査で、44.6%が「代替療法」を利用していることが日本がん治療学会で明らかにされたましたが、そのうち約90%を占めた健康食品では、アガリクス59・5%、プロポリス21・7%、AHCC7・7%、サメ軟骨6・4%の順でした。また、副作用は「あった」5%、「なし」56%、「分からない」29%で、主なものは、吐き気や皮疹などでした。
金沢大学大学院医学系研究科 臨床研究開発 補完代替医療学講座より
補完代替医療とは、【現代西洋医学領域において、科学的未検証および臨床未応用の医学・医療体系の総称】と定義されていて、「通常の医学校では講義されていない医学分野で、通常の病院では未だ実践していない医療のこと」になります。
補完代替医療の範囲は広く、世界の伝統医学はもちろん、ハーブ療法、ビタミン・微量元素等のサプリメント、栄養補助食品(抗酸化食品群等)、アロマセラピー、食事療法、精神・心理療法、温泉療法、音楽療法等々すべてが包含されています。
今後益々社会のニーズが高まるであろう補完代替医療は、未だ未開拓の領域であり、独創的な見地から今後我が国でも医学的・科学的有効性の検証が必要と考えられています。
また、本邦には米国NIHのNCCAM
(The National cancerforComplementary and Alternative Medicine)に相当する公的研究機関はなく、当該講座が関係諸国に対する窓口の一つになることが予想されていて、重要な責務を担っています。 代替医療としては、科学的に効果の証明された西洋医学の領域に属さない医療のことを指します。
具体的には、鍼や灸、ツボ、アーユルヴェーダなどといった伝統医学や、免疫療法、健康食品、薬草療法、アロマセラピー、食事療法、精神・心理療法、温泉療法など多数あります。 友人が膝が痛いと言ったらご主人がテレビで宣伝中の『ひざ痛に良く効く』サプリメントを買って来てくれた。
それを飲みだしてからどうも胃の調子が良くない。結局胃カメラを飲むことになったのだが、潰瘍が見られた。 何でも鵜呑みにして服用するのも難しいねと話し合っているが、でも人間は科学では計り知れない生き物だと思っている。
『笑うだけ』でもがんを抑制出来たりするのだから、何がどこに効くかは個人の「相性」によると思う。
特に私みたいな腰痛歴40年なんて事になると、あらゆる治療法に頼ってきたが、結局して下さる先生を【信じられるか否か】だと思っている。
天気予報的中・今日は荒れ模様今日の一枚