チョボラのランチは久しぶりに出てきた人優先で≪食べたいもの≫の希望を聞くことにしているのだが、普段はみんな『なんで～～もいい』と言うのです。独断と偏見で新たに情報を仕入れたところへ行くころもあるのだが、"どんなものを食べたい"と言ってもらった方がジャンル別の頭の引き出しから引っ張り出すことも出来るのだ。
今日も丁度病院の昼ご飯の前の時間に合わせて手術後の"院友”の見舞いに行く。 
本当は食事など持ち込んではいけないのだろうが、私の経験上入院中は『食べ物』くらいしか楽しみの無いのが良く分かっているから、今日は途中の"○○工房"へ寄って美味しそうな、野菜をたくさん挟んだサンドウイッチにリンゴ入りのサラダ（これがとても口当たりがよくて食欲がなくても食べれそう）それにチーズ入りのクラッカー、一口サイズのシュークリーム。入り口の自販機で熱い"カフェラッテ”をもって病室へ。 
丁度許可が出てシャワーしてきたところで、気持ちよさそうに食べてくれた。
彼女は自身は、もうすぐ成人する息子を頭に3人の子持ちなのだが"お母さん”がいない。早くに亡くなったのだそうで、何だか娘見たい気がするのです。
また来るね。今度は何を食べたいか聞いてみようかな？
私自身のことをいえば、3年半も経つのに腰の手術後、
車椅子に乗って初めてリハビリに行った帰りにお迎えを断って、地下の食堂までエレベーターで降りて食べた"ソーメン"の味がいまだに忘れられないのです。
（そうめんが美味しかったころの私）
