春休みになって返って来た孫娘が、毎日友人たちとあっちやこっちへ出かけていたが、『今日はごはん食べさせてぇ』という。
”あらタイシタもんないけど”、頂き物の大きなワッカの≪加賀車麩を煮てポンと卵を落としたの≫・
大安売りのハタハタをアタマを取って一塩しておいたのの≪唐揚げ≫・
(揚げ立てに柚子を絞って掛けたら本当においしかったわ)≪青梗菜と豚肉の炒め物≫には“カサ上げ”のためにシメジを入れて中華風・
冷凍してあった鮭のアラ入りの≪粕汁≫・
おいしそうだったので買ってきたミディトマトを入れた≪サラダ≫
しっかり”ジジババおかず”なのに、≪ン・まぁ~~≫と言いながらおいしそうに食べてくれる。
『出来立て食べたら、何でもおいしいもんや』なって云いながら悪い気はしない。
”褒めて伸ばす””褒め殺し”なんていう言葉もありますが、バアサンだって“うまい”と言ってくれる人がいたらやっぱり頑張って作る気になってしまう。
お隣の前を通ったらかすかに、匂って来た≪沈丁花≫
まだ縄でくくられたままだったけど膨らみかけている。
今年は少し遅い様な気がするのだが…