葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

83歳の青春 「若者たち」

2013-10-15 22:18:07 | 非詩的なつぶやき

 昨夜11人の集り、幹事さんの予定では13人とのこと。

 集ったその場から電話を入れると、二人とも「忘れていた!」とのこと。

 横浜から出てきて!とは言ってみても、それは無理だよということに。

二人分は皆で食べよう、そして会費分は貰おうと。

次からは前日かその日の朝に電話確認すべき人のリストをつくろう、と

いう話になりました。

 お互い追々老い老いで忘れたり、感違いをしたりして結果的に約束違

いをしてしまう、それを防ぐのも仲間としての付き合いでしょう。

 

 そんなことで食べ呑み駄弁り、お互いの健康状態の情報交換、kaeru

も補聴器を披露するが、他に使っている人がいませんでした。参加者の

最高年齢は83歳、19歳の時結核で入院し片肺は3分の1位だという、

そのことがあって体を守って来たと言いながら、零細鉄工所を経営して

きて、身体のことを忘れて働く日々も続いたとも言う。いづれもその通り

だったのでしょう。

 

 二次会はカラオク、聞きながら寝てしまったがみんなよく歌う、今回か

ら入会した新しい仲間も、上手いものだ。東大で経営学を学んで卒業

と同時に業者運動の専従者の道を選んだというが、歌も上手い。

 子守唄と聴きつつ、快き眠気が覚めたのは「若者たち」のメロデーが

聴こえたから。この歌なら歌えると起き出した、その場で肩を組んだ、

83歳と東大卒の間で。

 ♪♪ 君の行く道は はてしなく遠い   (当然といえば当然)

    君のあの人は 今はもういない  (この一年一人が死、黙祷)

   君の行く道は 希望へと続く    (「希望」に科学があること)

   若者はまた、歩きはじめる ♪♪

 

 今日の帰りは83歳の同志の運転で駅まで送ってもらいました、謝。

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真鶴半島は、まことにまことに……。

2013-10-15 21:17:07 | 非詩的なつぶやき

 司馬遼太郎さんの 「街道をゆく」シリーズの 『三浦半島記』は、「相模の

国(神奈川県)の三浦半島は、まことに小さい。」の一行から始っています。

 それは、東京湾を挟んだ東の房総半島(千葉県)と相模湾を挟んで西の

伊豆半島(静岡県)と比べて述べられているのです。

 ところが、三浦半島から伊豆半島にたどりつく手前に小さい出っ張りがあ

ります。それが昨夜泊まった真鶴半島、その小ささを司馬さんの言葉を借り

て表現すると「まことにまことに小さい」としか言いようがありません。

 

 昨日宿の近くを歩いてみて、こんな標識が目に入りました。

 「魚つき保安林」 その下の文字は「設置 昭和六十一年度 神奈川県知事」

です。 「まことにまことに」 小さい半島に、山・川・海が生態系で深くつながって

いることを示す「まことに大事なこと」が示されていると思いました。

 古来から漁業者の間で、海岸近くの森林が魚を寄せると信じられ、神社を設

け神社林として扱われるなどしてきました。 現在では森林法で伐採や開発に

制限が加えられています。(以上、wikiの関連項目参照)

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