「あまちゃん」が終わってほぼ一カ月経ちますが、その後を「ごちそうさん」
が、BSではその前の15分間を「ちりとてちん」、そして19時に「ちゅらさん」
と、語尾に「ん」が付くドラマを現在見られます(「あまちゃん」は過去形)。
「語尾ん」ドラマは好評だと「みんなの感想」での話があり、「おしん」に「カー
ネーション」などドラマ名が挙がっていました。朝ドラそのものを毎回みるとい
うことが出来なかったのでこれらの印象は断片的ですが、たしかに好印象が
あります。
今回「みんなの感想」を読むことを通じて、各々のドラマの評価のある部分
を知ることができたのは「あまちゃん効果」の一つでした。数字で分かるもの
として視聴率がありますが、「あまちゃん」の視聴率(平均20.6%)が「梅ちゃ
ん先生」(20.7%)より低かったということが話題になったりしています。 ドラ
マ「あまちゃん」が生み出した「社会的現象」をみれば「あま」の広がりが「梅」
を大きく越えていることは明らかです。
単純に視聴率だけで評価はできないことはその「好感度率」でも分かります。
「あまちゃん」の「みんなの感想」でのそれは平均3.75点、それに対して「ご
ちそうさん」はいまのところ2.34点、おのおの★なし~★5での評価の集約で
すから100点満点でいうと、「あま」75点、「ごち」47点というところです。
しかし、視聴率でみると「ごち」27.3%とという高率を示しています。
因みに再放送の「ちりとてちん」の好感度は332件の集約ではありますが、
4.89点=97.8点ほぼ100点、ほとんどが★5という状態です。しかしこの
最初の放送では平均視聴率は15.9%だったそうです。
視聴率と好感度のずれに関係して「ソーシャル視聴」という視聴スタイルに
ついて語られていますが、これについて2013-10-09 にも触れました。
これに録画による視聴のひろがりがあって視聴率に反映しない視聴者の拡大
があり、その層はかなり積極的な視聴者で相互に視聴の量とともに質を高め
ているようにみえます。
TVドラマの視聴と感想交流による視聴の量と質の向上は、私たちのブログ
の在り方にも関わりのあることのように思えますが、どう関わるか意識してい
きたいと思います。