http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/100001011000/index.html
「chino」と書かれていますように、長野県茅野市の関係HPで、出どころは下のコメントに
あります。
http://blog.goo.ne.jp/ykoma1949/e/55ad1ff59bf7b20cf0c6cc8822152698
茅野市には10年ほど前、この市が行なっている「小津安二郎記念蓼科高原映画祭」に
出かけました。たしか小津監督の生誕100年を記念しての特別は「映画祭」だった、と覚
えています。
小津さんとコンビを組んで脚本を書かれた野田東梧さんの娘さん(立原りゅう)が逗子市
に住まわれていて、立原さんも脚本を書かれていましたが、その夫の山内久さんが「若者
たち」のシナリオを書かれた脚本家です。
そんな関係で逗子の仲間と茅野市に一泊旅行をしました。映画は何であったか忘れて
しまいましたが、終って飲み屋で酒盛りをしていたら別の部屋に山内さんが来ている、と
分かり様子を見に行った者が 「久(きゅう)さんも先生先生とよばれて大変だよ」との報告。
逗子では「きゅうさん」と呼ばれているが、山内さんは当時シナリオ協会の会長か会長を辞
した直後かで、その世界では「偉い人」だったのでした。
茅野には中学生時代の同級生が嫁いでいて、そのつながりで銘酒「ダイヤ菊」の蔵元に
案内してくれるという話も一緒に入っていたのですが、その時は予定がとれず味わう機会
を逸したままになってしまいました。「ダイヤ菊」は小津監督が「こよなく愛した」お酒、一度
は味わってみたいものと思っています。
茅野市とは反対の、それも先日行ったばかりの上山田温泉で行なう「中学校同級会」の
案内が届きました。同じ温泉地ではあっても千曲川を挟んで対岸の戸倉温泉ですが。
冬に向かう信州の温泉で旧交を温める、良い気分でひと時を過ごせます。
「山・川に向かいて言うことあり、ふる里はありがたきかな」です。