総務省の住宅・土地統計調査(速報値)によりますと 昨年10月1日時点で
全国の空家数が820万戸にまで増えたそうです。
今回の調査結果は一時的な空き家や空き別荘なども集計対象になっている
そうですが 過去最高数でこれからもこの現象が続くとの予想です。
この現象は住宅の供給過剰が原因で 条件の悪い空家の売却・賃貸が困難
な状態になっているようです。
今後人口減少進み ますます空き家が増え続けることが予想されます。
都道府県別の空家率は 別荘の多い山梨の22・0% 長野19・8%・・・・・・・・・
となっていますが 近年 東京都や地方でも大都市に人口が集中する傾向が
強まっているようです。
東京都や地方の大都市には続々と高層マンションが建設され 多額の税金を
投入した便利な都市施設が整備されると益々人口が流入し続けます。
過疎地と呼ばれる地域は益々人口が減り続け 高齢者だらけで生活環境が成り
立たない可能性が高まります。
昔 日本列島改造論がもてはやされ 土地の値上がり効果が地方まで及んだこと
がありました。
時の政府の力強い方針変更で無駄な空家をなくし 地方を活性化させて頂くこと
を期待します。