米国ではコロナ禍 不況対策の給付金で思わぬ動きが株式市場で
進んでいるようです。
経済的に余裕のある人たちが 給付金を国の思惑と違う株式投資
に向けている流れです。
スマホアプリ 「ロビンフット」 による株式投資が若者たちの間で
人気化し ゲーム感で膨大な売買が行われるようになりました。
若者はSNSを通じて共感することが多く 株式投資においても
その影響が増大しています。
個々の投資額は小さくても 圧倒的人数が同じ方向に向かって
結束すると その影響力はすさまじい力となります。
従業員5名の小さな石油会社がターッゲトになり 株価が1日で
10倍近くに値上がりした時には 空売り残高13%が急減した
現象が起きているそうです。
日頃 資金力に物を言わせて荒稼ぎしていたハゲタカファンドの
空売りに対し 小さな投資の膨大な総量が襲いかかりねじ伏せた
流れです。
最近の米国株式市場の混乱も 「ロビンフッター」 と呼ばれる
人たちの狙いを定めた集中投資が原因で不安感を高めています。
個々の小さな投資がSNSの発展で 「株式市場みんなで渡れば
怖くない」 の共感が凄まじい力を発揮する時代となりました。
米国の流れはいずれ日本にも流れてきます。
米国より人口の少ない日本で成立するか疑問ですが 大手証券会社
のハゲタカ部門がおとなしくなれば幸いです。
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