先日 国際エネルギー機関(IEA)は2012年の 「世界エネルギー見通し」
を発表しました。
その中で特に注目されるのは 世界最大の石油消費国の米国が 「シェール
オイル」 の増産などにより2020年ごろまでに世界最大の石油生産国になる
との見通しを示したことです。
石油生産は日量1110万バレルに達して サウジアラビアを超える予想です。
それに伴い輸入が減って 2030年ごろには純輸出に転じるという。
今はエネルギー全体の約20%を輸入している米国が エネルギー自給国
になれば 「世界の力関係」 も大きく変わります。
世界の弾薬庫 中東での石油を求める紛争も弱まるかもしれません。
岩盤に閉じ込められている石油(シェールオイル)や天然ガス(シェールガス)
の採掘技術の進歩によりエネルギー革命が起き 新たな世界地図が形成
される流れになってきました。
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