花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

気分はバロック?(^^;

2022-02-21 20:54:36 | 使うもの

那覇の友人と電話でおしゃべりしたのだが、「宮城は感染者が多いのに蔓延防止が出ていないね」と驚かれた。宮城県知事は以前から県民の命よりも経済優先の人だから、私的には何も期待せず。結局は自分で身を守るしかないと思っている。さっさと3回目ワクチン接種もしたしね。

と言うことで、自粛も長引き、外も極寒だし、さすがに気が滅入りそうになっている昨今、突然「気分はバロックだわ~」になった(笑)。

真冬の自粛で家籠りをしていると、一日にお茶する回数が段々多くなり、お茶の種類を変えたり、茶碗を変えたりとか、何か工夫をしないと身が持たない。でも、私の持っている紅茶用や日本茶用の茶碗は殆どシンプルな白ばかり。要するに、目先が変わらず飽きて来るのだよね。

それではと、新しい紅茶用の茶碗を買おうと思い立った。しかし、人混みのデパートに行くのも怖いし、ネットで探すことにした。でもね、基本的に食器は白が好きだし、絵柄入りは好きではない。ロイヤルコペンハーゲンの青い線でさえ煩く感じられ、今は食器棚の奥にしまい込んでいるほど。と言っても、ブランドには全然拘ってはいない。百均の皿も使っているよ、と言ったら、友人のTちゃんには呆れられたけど(汗)。

ということで色々迷った挙句が、結局「白」は譲れなくて、色模様の代わりに浮彫のあるもの、要するに「バロックだわ~」の気分だった。で、選んだのはもちろん(?)イタリア・バロック(笑)。

リチャードジノリ「ベッキオホワイト」のティーカップ&ソーサー(お値段もリーズナブル)。

で、届いてビックリ😲!!取っ手がメチャ細い。繊細過ぎてポロっと取れてしまいそう

どのくらい細いかと言うと、ウェジウッドの取っ手と比較してみると….。

まぁ、エスプレッソの国イタリアだからなぁ~、と苦笑して納得かな?。そもそも紅茶好きの英国とは気合が違うものね。デザイン重視のラテン系と実用も考えるゲルマン系の違いと言うか…(笑)。

ちなみに、左のウェジウッド茶碗は随分昔にロンドンで買ったもので、かなり長持ちしているのだが、果たしてこのジノリ(特に取っ手!)はいつまで持つのやら…と、今から心配になっている


白井晟一「松濤美術館」の《謎の蛇口》(^^;

2022-02-05 22:19:20 | 建築

録画していた『HNK日曜美術館』の「天使か悪魔か 建築家 白井晟一」を見た。なんだか異色の建築家だなぁと面白く見てしまい、「白井晟一 入門」展を開催した松濤美術館や他のサイトを色々チェックしてみた。

https://shoto-museum.jp/exhibitions/194sirai/

https://shoto-museum.jp/wp-content/uploads/2021/11/Sirai_PR_Web_1115-1.pdf

松濤美術館は展覧会を観に何度か訪ねたことがあったが、恥ずかしながら建物自体に注目したことは無く、今回サイトを見て改めて美術館の建物全容を知ることになった。美術館カフェも利用したことがあり、黒い革張りの大きな椅子が懐かしい。他の美術館カフェとは違う大人っぽい雰囲気だったなぁ。

https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/25043

http://tokyopasserby.blogspot.com/2011/03/01_26.html

で、ネットの松濤関連画像を色々興味深く眺めていたら、美術館壁面の《謎の蛇口》が登場し、昔は全然気が付かなかったと思うのと同時に、あれっ、この形似ているなぁ!!と想起した「もの」があった。もちろん、その「もの」には蛇口は無かったのだが。

下↓ 白井晟一による「松濤美術館」右壁の《謎の蛇口》。

下↓ 想起した「もの」

↑ フィレンツェにある初期ルネサンス建築の屋内エントランスで見つけた小さな「fontanella(水飲み・手洗い)」(多分)である。昔は水が出ていたのだろうか??

扉の上のルネッタにはアンドレア・デッラ・ロッビア《受胎告知》が。

すなわち、そう、フィリッポ・ブルネレスキ(Filippo Brunelleschi, 1377 - 1446年)設計(後継:フランチェスコ・デッラ・ルナ)「孤児養育院 Ospedale degli Innocenti )」(現在は美術館)である。

美術ド素人の妄想だが、もし白井がこの小さきフォンタネッラを頭の片隅に覚えていて、ふと思い出して取り付けたとしたら...楽しいのになぁと思ってしまったのだった


「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」新会期決定!(宮城県美も♪)

2022-02-02 17:17:57 | 展覧会

延期になっていた「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の新たな会期が決まった。

https://www.dresden-vermeer.jp/overview/

<東京都美術館>

 ・2022年2月10日(木) ~ 4月3日(日)

<北海道立近代美術館>

 ・2022年4月22日(金)~6月26日(日)

<大阪市立美術館> 

 ・2022年7月16日(土)~9月25日(日)

<宮城県美術館>  

 ・2022年10月8日(土)~11月27日(日)

仙台にもちゃ~んと来てくれるようで嬉しいっ