花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

モンテ・デイ・パスキが揺れている。

2016-12-28 12:25:17 | Weblog

モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行(Banca Monte dei Paschi di Siena)は1472年創業の、現存する中で世界最古の歴史を持つ銀行である。イタリア第3位の大手銀行で、本店はシエナのパラッツォ・サリンベーニ(Palazzo Salimbeni)にある。

パラッツォ・サリンベーニ(サリンベーニ広場の正面に建つ)

モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行の扉

2001年に東京ステーション・ギャラリーで開催された「シエナ美術展」も、モンテ・デイ・パスキの支援抜きでは語られないであろう。2013年秋にシエナを訪れた時、これがあの銀行かぁ!と、しみじみ眺めてしまった。だが、残念なことに「サン・ドナート美術館」は観ていない。 

さて、そのシエナ随一の銀行が今経営難で揺れている。連日の報道によれば、イタリア政府やEUからの資金救済が不可欠なようだ。その巨大な負担額は財政的にかなり苦しいものであろうと思う。それでも(無責任な願いかもしれないが)この歴史ある銀行をなんとか存続させていただきたいものだ。

ちなみに、何年か前(2013年?)にRaiのニュースで、野村證券の欧州子会社とのデリバティフ取引がらみで大きな損失を出したことが報じられていた。それも原因の一つだったのだろうか??


粒あん好き(^^ゞ

2016-12-17 23:39:40 | 食べもの

Vicino a casa, c’ è un negozio di Dorayaki,che si chiama “Ankoya”. Giovedi avevo un apuntamento per pranzare in centro con le mie amiche, quindi gliene ho comprato otto. Quando le ho incontorate, ghieli ho dati e gli sono piatuti molto. 

甘いものは量的にあまり食べられないのだが、「あんこや(Ankoya)」のどら焼き(粒あん♪)は上品な甘さなので、私でも2個ぐらいはぺろりと食べられる。人気があるから午前中で売り切れることも多く、それに日持ちが翌日までだから買い置きもできない。 

 「Ankoya」のどら焼きは四角い形をしている。

写真 ↑ は抹茶どら焼き。でも、普通の粒あんだけのどら焼きが一番好き(#^.^#)

で、粒あんで想った。「群林堂」の豆大福が食べたいっ!! 

東京時代、音羽にある取引先に行く人がいると、女性陣で「豆大福が食べた~い!」とおねだりをしたものだった。あの塩味の効いたお豆と甘すぎない粒あんのハーモニーが絶妙なのよね。仙台では「群林堂」を超える豆大福に出会っていないのだ。 

ちなみに、「Ankoya」のどら焼きは日本橋の「うさぎや」よりも美味しいと思う♪(個人の感想です(^^ゞ)


映画「グレート・ミュージアム」が。

2016-12-12 21:59:46 | 映画

久々に映画を観に行ったら、近日上映予定のポスター群の中に…えっ?!

映画「グレート・ミュージアム(The Great Museum)-ハプスブルグ家からの招待状」が仙台でも上映されるようだ。恥ずかしながら、ウィーン美術史美術館が映画になったことを初めて知ってしまった(^^ゞ。カラヴァッジョ作品も登場するのだろうか?? 楽しみだわ~♪♪ 

ちなみに、最近は自国の美術館を映画にするのが流行なのだろうか?? もし、日本なら…西美よりも東博の方だろうね、と思ってしまったのだけど(^^;;


SENDAI 「光のページェント」。

2016-12-10 23:25:04 | お出かけ

昨日から定禅寺通りで「光のページェント」が始まった。

昨日の夜、Oご夫妻と忘年会帰りに見た今年初の「光のページェント」♪ 

開催期間はバス運行経路の変更があったり、人通りも激混みになるし、私的にはあまり有り難くない(^^;;。とは言っても、やはり夜空に輝くイルミネーションを見れば嬉しくなるのだわ~(笑)


国立西洋美術館のバスケニス《楽器のある静物》

2016-12-05 01:32:54 | 西洋絵画

国立西洋美術館で「クラーナハ展」再見の後、久々に常設展を観た。「カラヴァッジョ展」でマンフレディ《キリストの捕縛》が新規所蔵されたことは知っていたが、バスケニス《楽器のある静物》を観て少し驚いた。もちろん、バスケニスらしい埃まで描いてしまう精緻な描写が際立つ良品であると思う。

エヴァリスト・バスケニス《楽器のある静物》(1660年代後半)国立西洋美術館 

以前観た「シルヴァーノ・ローディ・コレクション展」でも良く似た作品があった。で、西美のサイトで来歴を見たら...やはりローディ・コレクション経由だったのね!!

で、実は『聴覚のイコノグラフィア』(ありな書房)を読んでいたのだが、第5章エヴァリスト・バスケニス「楽器の静物画」で紹介されていたモノクロ図11《緋色のダマスク織の上のスピネットと四種の弦楽器》(1660年代後半 個人蔵)(P171)に良く似ているのだ。

ということは、モノクロ図も同じこの作品だったのだろうか???

(ちょっとだけ編集しました)


大人の休日作戦-晩秋篇

2016-12-02 22:16:51 | 国内旅行

「大人の休日パス」を使い、東京と盛岡に行ってきました。

ということで、まずは東京で展覧会を観ました。

・「世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画」 サントリー美術館

・「デトロイト美術館展」 上野の森美術館

・「クラーナハ展―500年後の誘惑」 国立西洋美術館

・「北斎の帰還-幻の絵巻と名品コレクション」 すみだ北斎美術館

それぞれ興味深い展覧会でした。後でサクッと感想を書けたら良いのですが(^^ゞ

で、一旦仙台に戻り、日帰りで盛岡に。目的は冷麺と焼肉です♪♪

美味しゅうございました~(#^.^#)。ちなみに、盛岡滞在時間はたった1時間半でした(笑)