昨日、ネットで興味深い記事を見つけた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190825-00010000-nknatiogeo-sctch
「インド、ヒマラヤ山中の人里離れた高地に、考古学史上でも屈指の謎に満ちた湖がある。およそ800人分もの人骨が見つかっている「骨の湖」ループクンド湖だ。今回、38人分の人骨について本格的なゲノム解析を行った結果、38人のうち23人は南アジアに祖先を持ち、紀元7世紀から10世紀にかけ、1回~数回の出来事で亡くなったと判明した。ところが、14人は地中海のギリシャとクレタ島に遺伝的祖先をもつ人々だった。南アジアのグループが亡くなった約1000年後に、おそらく1度の出来事で命を落としたと考えられる。「なぜ地中海の人々が、はるばるこの湖までやってきて、ここで何をしていたのかはわかりません」と語るのは、論文の共著者で、インド、ラクナウにあるバーバル・サーニー古科学研究所の考古遺伝学者、ニラジ・ライ氏だ。」(記事から抜粋)
古代苦手の私がこのニュースに反応したのは、ちょうど『西洋美術の歴史 1-古代』(中央公論新社)の「第6章 東方のヘレニズム美術」を読んでいるところだったからだ。恥ずかしながら、大胆にも(恐れ知らずだよね)古代ド素人!の私が、なんと考察(?)までしちゃったのだ。すなわち、セレウコス朝シリアから分裂したグレコ・バクトリアからインド・グリーク朝への流れがあるのだから、ギリシア人がループクンド湖周辺にいてもおかしくないんじゃないか??と💦 もちろん、見当違いも甚だしいかもしれないので、その時は笑ってお許しあれ💦
古代&古代美術ド素人の私ではあるが、このループクンド湖研究の続報を期待したい。
※追記:紀元7世紀から10世紀を、紀元前7世紀から10世紀、と読み違えていました‼️。恥ずかしくも、見当違いも甚だしいことで、お粗末でした!!